Flying Skynyrdのブログ

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この人の、この1枚『バディ・ガイ(Buddy Guy)/I Was Walking Through the Woods』

今日の「この人の、この1枚」はバディ・ガイ(Buddy Guy)『I Was Walking Through the Woods』です。

 

バディ・ガイはロック・ファンの間では一番馴染み深いブルース・マンの一人だと思います。ロック・ミュージシャンとの交流も密でした。

 

バディ・ガイは1936年、ルイジアナ州レッツワース出身です。小さいころから自分で2弦楽器を作って弾いていたそうです。やがてTボーン・ウォーカーやB.Bキング、ギター・スリムなどに影響を受け、本格的にブルースを演奏するようになりました。

1957年に2曲のデモ・テープを作りチェス・レコードに送りましたが、反応がなく、今度はオーティス・ラッシュの紹介でコブラ・レコード傘下のアーティスティック・レコードと契約し、2曲録音しました。しかし、その後コブラ・レコードは倒産してしまいました。そして今度は正式にチェス・レコードとの契約が成立しました。ここから約10年間バディ・ガイの輝かしい時代が続きます。

オリジナルのレコードに限らず、多くのブルース・マンとのセッションやロック・ミュージシャンとのコラボレーションもありました。特にジュニア・ウェルズとのコンビは名作を残しました。

 

今日のこの1枚は、そんなバディ・ガイのチェス時代の曲を集めたコンピレーション・アルバムです。1970年のリリースです。1枚では物足りないですが、バディ・ガイの良さが凝縮された1枚です。切れ味鋭いギターと絶叫型のヴォーカル、何とも言えません。やっぱりバディはチェス時代でしょう。

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Side A

1.Watch Yourself

2.Stone Crazy

3.I Found A True Love

 

Side B

1.First Time I Met The Blues

2.Let Me Love You Baby

3.No Lie

4.I Got A Strange Feeling

5.My Time After A While

6.Ten Years Ago

7.Broken-Hearted Blues

 

メンバーは

Guitar, Vocals – Buddy Guy

Baritone Saxophone – Donald Hankins , Jarrett Gibson

Bass – Jack Myers

Drums – Fred Below

Harmonica – Junior Wells

Piano – Otis Spann

Tenor Saxophone – Bob Neely , Jarrett Gibson  

 

 

 


Stone Crazy - Buddy Guy


Buddy Guy - First Time I Met The Blues


BUDDY GUY - I GOT A STRANGE FEELING - 1960

 


BUDDY GUY - TEN YEARS AGO - 1960

 

 それでは今日はこの辺で。