今日の「この人の、この1枚」は『オーティス・レディング(Otis Redding)/オーティス・レディングの軌跡(Ten Years Gone)』です。
1967年12月10日、オーティス・レディングが飛行機事故により僅か26歳の若さでこの世を去りました。
その10年後、日本で独自に編集されたレコードが発売されました。それが『オーティス・レディングの軌跡(Ten Years Gone)』です。3枚組36曲収録です。
1962年にソロ・シンガーとしてデビューしてからたった5年で音楽活動の終焉を迎えるとは誰も思っていなかったでしょう。その間のオーティスの活躍は誰もが知っています。
特に私の印象に残っているのは、1967年の『モンタレー・ポップ・フェスティバル』での映像です。それまでは歌は聴いたことがありましたが、映像を観るのは初めてでした。その熱唱ぶりと、観客の喝采ぶりでした。
そんな圧倒的な人気を誇っていたオーティスですが、意外や意外、ビルボードのナンバー1ヒットは、死の直前に録音した「ドック・オブ・ベイ(The Dock of the Bay)」が最初だったのです。この曲は日本でも特に売れていました。
そんな彼の代表曲がほとんど収められたレコードです。2面ごとにタイトルが付けられています。最初が「グレイト・ソウル・バラード」でバラードを集めた12曲。次は「リスペクト」でジャンプ・ナンバーを集めた12曲。最後に「アンフォーゲタブル」としてヒットナンバーを集めた12曲です。残念ながらCD化されていないようですが、彼のベスト盤は腐るほどあります。
Ten Years Gone
Great Soul Ballads
Side A
1.These Arms Of Mine
2.That's What My Heart Needs
3.Come To Me
4.Chained And Bound
5.That's How Strong My Love Is
6.Keep Your Arms Around Me
Side B
1.For Your Precious Love
2.Ole Man Trouble
3.My Lover's Prayer
4.Cigarettes And Coffee
5.I've Got Dreams To Remember
6.Free Me
Respect
Side C
1.Mary's Little Lamb
2.Something Is Worrying Me
3.Hey Hey Baby
4.Respect
5.I Can't Turn You Loose
6.Don't Mess With Cupid
Side D
1.It's Growing
2.I'm Sick Y'All
3.I'm Coming Home
4.Sweet Lorene
5.Love Have Mercy
6.Direct Me
Unforgettable
SIde E
1.Pain In My Heart
2.Security
3.Mr. Pitiful
4.I've Been Loving You Too Long
5.Just One More Day
6.Satisfaction
SIde F
1.Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)
2.Try A Little Tenderness
3.(Sittin' On) The Dock Of The Bay
4.The Happy Song (Dum-Dum-De-De-De-Dum-Dum)
5.Hard To Handle
6.Amen
それでは今日はこの辺で。