今日の「聴き比べ」は『悲惨な戦争(Cruel War)』です。
先日、朝日新聞の「天声人語」でウクライナ戦争に関してピート・シーガーの『腰まで泥まみれ』という曲が紹介されました。するとその日、我がブログの中でこの曲を取り上げた記事のアクセス数がトップにランクされました。あれっ、と思ってGoogle検索するとなるほど我が記事が上位の方に出現しました。驚きました。以前にもその様なことが何度かありました。メディアの影響力は大きいものがあることを実感します。ということで今日の「聴き比べ」はその「天声人語」で紹介されたもう1曲『悲惨な戦争』にしました。
この曲はアメリカのトラディショナル・フォークで起源はアメリカの南北戦争とも独立戦争とも言われています。
この曲が有名になったのはベトナム戦争に対する反戦歌として流行ったころでした。歌ったのはピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary,PPM)によってでした。
1962年のデビュー・アルバムに収録され、その後1966年に再録しシングルとして発売するとこれがヒットしました。日本でもフォーク・ソング・ブームに乗っていろいろな所で歌われるようになりました。
今年のロシアによるウクライナ侵攻によってこの曲も再び現実味を帯びてきました。何ともやるせない気持ちになります。
Cruel War
American traditional song
The cruel war is raging, Johnny has to fight
I want to be with him from morning 'til night
I want to be with him, it grieves my heart so
Won't you let me go with you?
No, my love, no
Tomorrow is Sunday, Monday is the day
That your Captain will call you and you must obey
Your captain will call you, it grieves my heart so
Won't you let me go with you?
No, my love, no
I'll tie back my hair, men's clothing I'll put on
I'll pass as your comrade as we march along
I'll pass as your comrade, no one will ever know
Won't you let me go with you?
No, my love, no
Oh Johnny, oh Johnny, I fear you are unkind
I love you far better than all of mankind
I love you far better than words can e're express
Won't you let me go with you?
Yes, my love, yes
ドリー・パートン(Dolly Parton)も歌っています。
日本では弘田三枝子さんです。日本語です。
懐かしや、四角佳子さんです。六文銭出身。拓郎さんの最初の奥さん。丸山圭子さんと一緒に。
それでは今日はこの辺で。