今日の「聴き比べ」はザ・ベンチャーズ(The Ventures)の『二人の銀座』です。
１９６６年の曲です。当時、日本でも絶大なる人気を誇っていたベンチャーズが来日した時に作った曲で、『GINZA LIGHTS』というタイトルでした。ベンチャーズは越路吹雪をイメージして作曲したようですが、彼女がこの曲を聴いて「私よりもっと若い人がいい」と言って、タイトルは『二人の銀座』にして山内賢と和泉雅子のデュエット・ソングになったそうです。二人とも当時日活のスターでした。
この曲が大ヒットしました。映画にもなりました。私も観に行きました。小学生だったか中学生になっていたか記憶が曖昧ですが、和泉雅子さんのファンでしたので迷わず観に行きました。雅子さん可愛かった！
ベンチャーズらしいメロディーラインでノリもよく大ヒットも頷けました。日本語の作詞は永六輔でした。「銀座の恋の物語」などという映画もあって、銀座ってどんなところだろうと興味津々でしたし、憧れたものでした。そういえば和泉雅子さんは「銀座の恋の物語」にも出演していました。
二人の銀座
作詞：永 六輔
作曲：Ｂ.ボーグル、Ｎ.エドワーズ、Ｍ.テイラー、Ｄ.ウィルソン
唄：山内 賢・和泉雅子
待ちあわせて 歩く銀座
灯ともし頃 恋の銀座
僕と君が 映るウインド
肩を寄せて 指をからませ
二人の銀座
触れあう頬 夜の二人
甘い香り 熱い二人
みゆき通り すずらん通り
なにも言わず ときめく胸の
二人の銀座
銀座 二人だけの
星もネオンも 僕と私のもの
夜も更けて 消えたネオン
星空だけ 恋人だけ
ペーブメントに よりそう影が
かさなる時 初めてのキス
二人の銀座
銀座 二人だけの
星もネオンも 僕と私のもの
夜も更けて 消えたネオン
星空だけ 恋人だけ
ペーブメントに よりそう影が
かさなる時 初めてのキス
二人の銀座
二人の銀座 二人の銀座……
ベンチャーズです。ベンチャーズのシングルはＢ面がなんとザ・バーズの「霧の８マイル」です。
懐かしい！
それでは今日はこの辺で。
