Flying Skynyrdのブログ

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聴き比べ ベンチャーズと渚ゆう子の『京都の恋』

今日の「聴き比べ」は『京都の恋』です。

 

この曲は1970年の曲で、元々1970年開催の大阪万国博覧会を記念して製作されたベンチャーズのインストナンバーでした。タイトルは『KYOTO DOLL』です。

東芝音楽工業はこの曲を当時ハワイアン歌手だった渚ゆう子に提供しました。作詞は林春生でした。この曲が大ヒットし、渚ゆう子はこの後も同じベンチャーズの作品『京都慕情』の大ヒットもあって一躍スターの仲間入りをしました。

ベンチャーズが作る作品は何故か日本人の感性に合うというか、すんなりと入り込めるのです。もっとも、エレキブームに影響された世代だからでしょうか。

この後も『雨の御堂筋』など、ベンチャーズ作曲の流行歌は続きました。

 

 

京都の恋

作詞:林春生

作曲:B.ボーグル、N.エドワーズ、M.テイラー、D.ウィルソン

歌:渚ゆう子

 

風の噂を信じて 今日からは

あなたと別れ 傷ついて

旅に出かけて 来たの

わたしの心に 鐘が鳴る

白い京都に 雨が降る

うしろ姿の あの人は

今は帰らぬ 遠い人

 

涙みせたくないの 今日からは

一度はなれた 恋なんか

二度とはしたくない

 

このまま死んで しまいたい

白い京都に つつまれて

 

恋によごれた女は 明日から

白い京都の 片隅に

想い出をすてるの

想い出をすてるの

 

オリジナル、ベンチャーズです。

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渚ゆう子さん

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MI-KEがカバーしています。

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それでは今日はこの辺で。