Flying Skynyrdのブログ

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この人の、この1枚 『ロスト・ゴンゾ―・バンド(The Lost Gonzo Band)/ Thrills』

昨日紹介したジェリー・ジェフ・ウォーカー(Jerry Jeff Walker)と密接な関係を持つバンド、ロストー・ゴンゾ・バンド(The Lost Gonzo Band)です。

 

密接な関係というのは、ジェリー・ジェフ・ウォーカーが1973年にコンサートを開くためにバンドのメンバーを募集しました。その時に集まったメンバーと共に行ったライブがアルバム『Viva Terlingua』として発売されました。そして、バンドの名前は『ロスト・ゴンゾー・バンド』命名されました。

 

集まったメンバーは

ゲイリー・P・ナン(Gary P. Nunn,key, vo)

ボブ・リビングストン(Bob Livingston,b, vo)

ケリー・ダン(Kelly Dunn,organ)

ハーブ・スタイナー(Herb Steiner,pedal steel)

クレイグ・エリス(Craig Elis,g)

などでした。

 

その後メンバーチェンジなどがあり、1975年に彼らのファーストアルバムがリリースされました。『The Lost Gonzo Band』です。

 

そして1976年にセカンドアルバム『 Thrills』がリリースされました。

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Side A

1.Write A Song

2.Relief

3.Wilderness Song

4.Sweet Little Lily

5.Life Is The Reason

6.Dead Armadillo

 

Side B

1.The Last Thing I Needed

2.Life In The Pines

3.Ain't No Way

4.Sexy Thing

5.Daddy's Money

6.I'll Come Knockin'

 

メンバーは

ゲイリー・P・ナン(Gary P. Nunn,key, vo,p,b)

ボブ・リビングストン(Bob Livingston,b, vo,p,g)

ジョン・インモン(John Inmon,g,vo)

ケリー・ダン(Kelly Dunn,organ,clavinet,synthe)

ドニー・ドラン(Donny Dolan,ds,perc)

 

プロデュースはマイケル・ブロヴスキー(Michael Brovsky)です。

 

ゲスト陣に

ジョニー・ギンブル(Johnny Gimble,violin,mandolin)

ウェルドン・ミリック(Weldon Myrick,pedal steel)

ボビー・トンプソン(Bobby Thompson,banjo,g)

などです。

 

アルバムはカントリー、カントリーブルース、カントリーロック、ロックンロール、フォークロックと幅広い音楽性を持っています。アメリカンミュージックの粋をたっぷり満喫できます。

 

1977年にサードアルバム『Signs Of Life』がリリースされます。

 

しかし、バンドはこのアルバムの後解散します。

 

1994年にはジェリー・ジェフ・ウォーカーがバンド再編成してライブアルバム『Viva Luckenbach!』をリリースしました。

 

 

バンドの連中は今でも時々集まっては演奏しているようです。なにか楽しそうな雰囲気が浮かんでくるようです。

 

 


The Lost Gonzo Band -- Dead Armadillo.wmv


London Homesick Blues , Jerry Jeff Walker / Gary P. Nunn & The Lost Gonzo Band , 1973 Vinyl

 

 

それでは今日はこの辺で 。