今日はフィリップ・セイス(Philip Sayce)の『Silver Weels Of Stars』を紹介します。
フィリップ・セイスを聴くのは初めてです。名前は以前から知っていたのですが、買うチャンスがありませんでした。ところが最近安価で見つけたので購入することに。
先日紹介したメリッサ・エスリッジのバックでギターを弾いていた人です。ブルース・ギタリストという触れ込みでだったので、なんとなく記憶していたのですが、このアルバムはブルース色は薄く、どちらかというとハードロックにバラードを交えたオーソドックスなロックアルバムに仕上がっています。インストナンバーなどはジミヘンを感じさせたりします。全体的にいろいろなアーティストの影響を感じさせます(ツエッペリンだったりパープルだったりと)。
彼はクラプトンやジミヘン、スティーヴィ・レイヴォーンなどに影響を受けたといいますからやはりブルースの影響が強いのでしょう。年齢的には40歳を超えて、決して若くはありませんが、メリッサと出会うことで道が開けたという感じなのでしょうか。このアルバムでもメリッサが1曲デュエットしています。
この後のアルバムを聴いていないのでその後どのようになっているのかは今のところ不明です。このアルバムの前に2枚、この後に5枚ほど出しているようです。安価で見つけたら買ってみることにします。