今は亡き盲目のブルースギタリスト、『ジェフ・ヒーリー(Jeff Healey)』のライブ・アルバムを入手しましたので紹介します。
ジェフ・ヒーリーについては以前にも紹介していますので参考までに以前の記事を載せておきます。
ライブ・アルバムと言っても彼の没後にたくさんの未発表音源が発売されていますので別段珍しいわけではありません。
今回入手したのは1993年1月にベルギーで行われた『ベルギー・リズム&ブルース・フェスティバル』の2日目に出演した時の模様です。DVDも発売されています。
『Live In Belguim』です。
1993年というとサードアルバム『Feel This』がリリースされた後で、このアルバムの発表に伴うツアーの一環として行われたライブのようです。
01.Baby's Lookin Hot
02.The House That Love Built
03.Evil And Here To Stay
04.Confidence Man
05.It Could All Get Blown Away
06.Lost In Your Eyes
07.Heart Of An Angel
08.Full Circle
09.That's What They Say
10.Angel Eyes
11.Roadhouse Blues
12.See The Light
13.While My Guitar Gently Weeps
メンバーは
ジェフ・ヒーリー (Jeff Healeyg,vo)
トム・ステファン(Tom Stephen,ds)
の不動のメンバーに
『Feel This』にも参加したワシントン・サヴェイジ(Washingtoon Savage,key)とミシュケ・バトラー(Miscke Butler,back vo)が加わっています。
01,02,03,05,06,07がアルバム『Feel This』からの選曲です。
04,09,10,12がファーストアルバム『See The Light』からの選曲。
08,13がセカンドアルバム『Hell To Pay』からです。
11は映画『ロードハウス/孤独の街』のサウンドトラックから。もちろんオリジナルはドアーズです。
04と10はジョン・ハイアット、13はビートルズ(ジョージ)、06はトム・ペティのカバーです。
ジェフ・ヒーリーはこの当時はブルースから随分とロック寄りになってきていました。
このライブもサードアルバムの後ということでロック色が前面に出ています。それでもブルーステイストが全くないわけではありません。中にはところどころにブルースギターを聴くことが出来ます。
このアルバム、難点を言えばちょっと音がこもっていて悪いです。それを除けばライブの熱演ぶりが伝わってくる好アルバムです。
この後ジェフはカヴァーアルバムをリリースし、その後はジャズへと向かいます。
Jeff Healey - 'Roadhouse Blues' (the official video)
The Jeff Healey Band - While My Guitar Gently Weeps
Jeff Healey - Like a Hurricane
それでは今日はこの辺で。