以前紹介したブラック・キーズ(The Black Keys)の7枚目のアルバム『El Camino』を紹介します。
これは以前紹介したアルバム『Brothers』の翌年に発表されたアルバムです。
01.Lonely Boy
02.Dead and Gone
03.Gold on the Ceiling
04.Little Black Submarines
05.Money Maker
06.Run Right Back
07.Sister
08.Hell of a Season
09.Stop Stop
10.Nova Baby
11.Mind Eraser
2011年の作品です。
メンバーは
ダン・オーバック(Dan Auerbach,vo,g)
パトリック・カーニー(Patrick Carney,ds)
の二人組です。
プロデュースはデンジャー・マウス(Danger Mouse,key)です。
このアルバムも前作に引き続き大ヒットし、ビルボードで自身最高の2位を記録、グラミー賞では6部門にノミネートされ4部門で受賞しました。
ブルースロックというカテゴリーにも入っていますが、明らかにガレージです。ガレージ・パンクというかパンク・ブルースというか、そんな感じです。
とにかくカッコいい! 完全にやられました。60~70年代のサイケデリック・ロックやガレージ・ロックを彷彿とさせるようなサウンド作りです。基本はヴォーカル、ギター、ドラムスのみですが、このギターサウンドがいい。リズムもテンポもカッコいい。言うこと無し!アコースティック・ギター1本の曲もあってメリハリも十分。
前回の記事で新しいブルースロックの解釈云々てなことを書きましたが、そういうことを吹き飛ばすようなブルースロックの新境地です。
ブラック・キーズはこの後2014年に8枚目のアルバムを発表していますが、その後は今のところないようです。
少し遡って聴いてみたい気がしてきました。
The Black Keys - Little Black Submarines [Official Music Video]
The Black Keys - Dead and Gone [Audio]
The Black Keys - Gold On The Ceiling [Official Music Video]
The Black Keys - Sister [Audio]
それでは今日はこの辺で。