歌手、女優の訃報が相次いでいます。
5月17日に歌手の西城秀樹氏の死が報じられました(5月16日死去)。63歳。
翌日、女優の星由里子さんの死が報じられました(5月16日死去)。74歳。
そして今日、朝丘雪路さんの死が報じられました(4月27日死去)。82歳。
いったいどうしたことでしょう。いずれの方も昭和時代を彩ったスターでした。
西城秀樹はあまりにも早すぎました。『傷だらけのローラ』『ギャランドゥ』が懐かしいです。新御三家の中では一番のロッカーでした。
星由里子さんはなんといっても『若大将シリーズ』でしょうか。澄ちゃんでした。それと忘れられないのが北大路欣也との『絶唱シリーズ』、なかでも第1作の『千曲川絶唱』です。まだ中学生になったばかりの頃だったと思いますが、スクリーンの中の星由里子の美しさに見惚れた覚えがあります。映画も悲劇的で感動しました。
朝丘雪路さんといえば私などは大橋巨泉との「11PM」での軽妙なやりとりを思い出します。その時はどのような素性の人なのかわかりませんでした。後になって父親が画家だとか築地の料亭の娘だとか宝塚歌劇団出身だとかを知りました。歌の方は『雨がやんだら』くらいしか知りませんでしたが、この曲は良かったです。
芸能関係でいうと、日本のミュージシャンとして5月2日には ザ・スパイダース、井上堯之バンドの井上堯之氏が亡くなっています。
落語家では立川左談次、月亭可朝が3月に。古今亭志ん駒が1月に。
俳優では日活の川地民夫氏、大杉漣氏、左とん平氏が2月に。夏木陽介氏が1月に。
海外ではセシル・テーラーが4月に、ジーノ・ロートが2月に、フランス・ギャルが1月に。
私の簡単な備忘録に記載されている訃報記事が、芸能関係に限っただけでも今年に入ってからこれだけありました。人間の死は避けようがありませんが。
長く生きていると、こういう場面に遭遇するのは致し方ありませんが、それにしてもこう立て続けに、逝かれると悲しいことこの上なしです。
暫くこのようなことがないように祈るばかりです。
ご冥福をお祈りします。合掌。