ドリーム・イーヴル(Dream Evil)はスウェーデンのヘヴィ・メタルバンドです。
1999年、イン・フレイムスやアーチ・エネミー、ハンマーフォールなど多くのメタルバンドのプロデュースをしているフレドリック・ノルドストローム(Fredrik Nordström,g,key)がニクラス・イスフェルド (Niklas Isfeldt,vo)、ファイアーウィンド(Firewind)のガス・G(Gus G,g)、それにピーター・スタルフォース(Peter Stålfors,b)、キング・ダイアモンド(King Diamond)~マーシフル・フェイト(Mercyful Fate)にいたスノーウィー・ショウ (Snowy Shaw,ds)とともに結成したバンドです。
2002年にファーストアルバム『Dragon Slayer』をリリースします。
デビューアルバムにとしてはさすがにフレドリックと言えるいい出来に仕上がっています。メロディアスな曲もあって日本人にはピッタリです。
翌年、早くもセカンドアルバム『Evilized』をリリースします。
一段とパワーアップした感じのセカンドになりました。メロディアス・バラードもしっかり聴けます。このバンド、ガスのギターもいいですが、何といってもヴォーカルが好きです。
そして2004年にサードアルバム『The Book Of Heavy Metal』がリリースされます。
01.The Enemy *
02.Into The Moonlight
03.Chapter 6 *
04.No Way
05.Crusaders' Anthem
06.The Book Of Heavy Metal (March Of The Metallians)
07.The Sledge
08.Tired
09.Unbreakable Chain
10.M.O.M.
11.The Mirror
12.Only For The Night
13.Chosen Twice
*は日本盤ボーナストラック
日本盤は2曲ボーナスがありますが米盤に収録されている「Let's Make Rock」という曲は省かれています。曲順も全然違います。
このアルバムにはゲスト参加があります。
まず、イングヴェイ・マルムスティーンのバンドのキーボード・プレイヤー、マッツ・オラウソン(Mats Olausson,key)です。02、05、11で参加。
Angry Samoansのメタル・マイク(Metal Mike,g)が04でギターソロで参加。
Hellfueleのリードヴォーカル、アンディ・アルクマン(Andy Alkman,vo)が同じく04でヴォーカルで参加。
ラベラ・アレクソン(Raberra Axelsson,g)という人が01でギターソロで参加。
このアルバムはドリーム・イーヴルの中でも最高傑作ではないかと思います。
1曲目のボーナストラックでノックアウトです。日本盤がいいかもしれません。
疾走曲もあり、メロディアスもあり、まさに日本人に合います。
09の泣きのバラードもいいです。誰かがスコーピオンズに似ているといっていましたが、当たっています。ジューダス・プリーストにも似てるような。
このあとメンバーチェンジが起こります。ギターのガス・Gとドラムスのスノーウィ・ショウが脱退します。代わりにマーク・U・ブラック (Mark U. Black,g)とパット・パワー (Pat Power,ds)が加入します。
そして2006年に4枚目のアルバム『United』をリリースします。
やはり、ちょっとパワーダウンしたような感じです。
その後は、5枚目のスタジオアルバム『In The Night』が出るのが2010年とブランクがありました。
さらに7年のブランクが空いて『Six』が2017年にリリースされたようです。残念ながらこの2枚は未購入です。
ドリーム・イーヴル、北欧メタルを堪能できるすぐれたバンドでした。あっ、まだやってます。
Dream Evil - THE ENEMY (lyrics in description)
Dream Evil- Unbreakable Chain Lyrics
Dream Evil - Chosen Twice (with lyrics)
それでは今日はこの辺で。