CD棚整理、第2弾は『ファントムズ・オペラ(Phantom's Opera)/Following Dreams』です。1998年のリリースです。
01.Ai To Yume No Sekai
02.Play My Guitar
03.I'm So Tired
04.Heartache
05.I've Had My Share
06.Life Is So Natural
07.Following Dreams
08.You're In REM Again
09.My Love, Is It You?
10.Have You Ever Been Alone?
11.In The Middle Of The Night
12.Land Of The Damned
13.Land Of The Damend (Hidden Track)
メンバーは
コ-リー・ブライス(Colie Brice,vo)
ジャック・ヤング(Jack Young,key,vo)
ボビー・ギルマーティン(Bobby Gilmartin,g,vo)
エリック・ヴァルツ(Eric Walz,b)
ボブ・ネルソン(Bob Nelson,ds,vo)
です。
ファントムズ・オペラの結成は古く、キーボードプレイヤーのジャック・ヤングがボン・ジョヴィのアレック・ジョン・サッチ(b)とティコ・トーレス(ds)などが、1968年に結成したのが始まりです。
ただメンバーの入れ替えは激しく、結局アレックスとティコはボン・ジョヴィに正式に参加したため、バンドの活動は停止します。
その後ジャックはGeminiというバンドのレコーディングに立ち会い、コーリー・ブライスと知り合います。そしてコーリーとともにファントムズ・オペラの再編に向かいます。さらにGeminiのドラマー、ボブ・ネルソン、ベーシストにフランク・ディル、そしてギターにマイケル・ロメオを加入させます。マイケルは後にシンフォニーXに加入することになります。その後ベースがフランクからエリックに代わります。
そして1991年にデビューアルバムが完成します。しかし、世の中はメロディアス・ハードには冷たく、リリースには至りませんでした。結果、メンバーは続々と退団してしまいます。マイケル・ロメオもソロアルバムを制作、そしてシンフォニーXへと向かいます。
残されたジャックは不遇な時を過ごしますが、以前にバンドに在籍したことのあるディーン・ファザーノに欧州のレーベル、ロング・アイランドを紹介され、以前のデビューアルバムのリリースが叶うのです。これがきっかけで去って行ったメンバー(コーリー、ボブ、エリック)が戻り再びファントムズ・オペラは再始動します。
そしてセカンドアルバム『So Long to Broadway』が1997年にリリースされます。
そしてサードアルバムが『Following Dreams』という訳です。
見事にメロハーです。クイーン風もあり、プログレ風もあり、ポップチューンもありです。
1曲目のタイトルは明らかに日本を意識しています。おそらくこのバンドはアメリカでは売れなかったでしょうね。欧州または日本向きです。
メロハー好きの私がこのようなアルバムを眠らせていたなんて不覚でした。
まだまだあります。ボチボチいきます。
Phantom's Opera - I'm So Tired
Phantom's Opera - Portrait Of Dorian Grey.wmv
Phantom's Opera - Love's a Painful Game
それでは今日はこの辺で。