今日の「聴き比べ」は『エリカの花散るとき』です。
この曲は西田佐知子が１９６３年に歌ってヒットした曲です。当初は「浜辺と私」のＢ面だったらしいのですが、逆にＢ面が人気になり、後にＡ面として再発されました。
作詞・作曲は水木かおる、藤原秀行で以前紹介した『アカシアの雨がやむとき』と同じです。
西田佐知子の寂しげな声が『アカシア…』と同様に印象的です。関口宏と結婚してからはさっぱり見かけなくなりました。残念です。
エリカの花散るとき
作詞：水木かおる
作曲：藤原秀行
青い海を 見つめて
伊豆の山かげに
エリカの花は 咲くという
別れたひとの ふるさとを
たずねてひとり 旅をゆく
エリカ エリカの花の 咲く村に
行けばもいちど 逢えるかと
山をいくつ 越えても
うすい紅いろの
エリカの花は まだ見えぬ
悲しい恋に 泣きながら
夕日を今日も 見送った
エリカ エリカの花は どこに咲く
径ははるばる つづくのに
空の雲に 聞きたい
海のかもめにも
エリカの花の 咲くところ
逢えなくなって なおさらに
烈しく燃える 恋ごころ
エリカ エリカの花が 散るときは
恋にわたしが 死ぬときよ
紅白の映像か？
なんと秋吉久美子がカバーしていました。歌なんか歌ってたんですね。ポップス仕立てです。
舟木一夫が歌っています。ピッタリ合っています。
それでは今日はこの辺で。
