またしてもブルース・ウーマン・ギタリストのアルバムを買ってしまいました。
イリア・ライチネン(Erja Lyytinen)の2006年の通算5枚目(共作含め)のアルバム『Dreamland Blues』です。
名前だけは聞いたことがあったのですが、手を出したのは初めてです。
彼女は1976年のフィンランド生まれです。両親がミュージシャンで15歳の時にギターを始め、曲作りも始めました。そしてすぐに初ステージ。ココ・テイラーやボニー・レイットに影響を受け、ブルースに傾倒していきました。
2002年にはDave's Special Bandと『Attention !』をリリース。まさにブルース・アルバムでした。2003年には『Wildflower』をリリース。その間、ロバート・プラントやボニー・レイットのオープニング・アクトも務めていました。また、Ruf Recordのブルース・キャラヴァンにも参加しました。こうして確実にキャリアを積んでいきました。
そして2006年に本作『Dreamland Blues』がリリースされました。このアルバムではボニー・レイット並みのスライド・ギターを駆使したブルースに限らず、ロックンロールやバラード系のナンバーなどバラエティに富んだアルバムとなっています。またアコースティック・スライドも聴かせます。
その後も順調に活動を続け、ポール・マッカートニーやエリック・クラプトン、ウォルター・トラウト、カルロス・サンタナなどとも共演し、現在までにライヴ・アルバムを含め16枚のアルバムをリリースしています。数々の賞も受賞しています。大ベテランです。
Dreamland Blues
01.Skinny Girl
02.Why A Woman Plays The Blues
03.Best For You
04.It Hurts Me Too
05.Mississippi Callin'
06.I Need Love (To Get Over You)
07.Good Lovin' Man
08.Dreamland Blues
09.Nasty Weather
10.Join Everyone
11.Voyager's Rest
12.Lady
メンバーは
Vocals, Slide Guitar, Guitar, Rhythm Guitar, Resonator Guitar – Erja Lyytinen
Bass – David Kimbrough, Davide Floreno, Justin Showah , Steve "Lightin" Malcolm
Drums – Kinney Kimbrough, Lee
Guitar – Davide Floreno
Vocals – Kinney Kimbrough
プロデュースは Ian Parker
それでは今日はこの辺で。