今年もいよいよ今日で終わります。ということで、今年劇場で観た約60本の映画の中で記憶に残っている映画を5本ほど選んでみました。テレビ放送やDVDは除きます。映画はやはり劇場で観たいですね。
なにしろ記憶力の低下が著しく、感動しても次々と忘れていくという体たらくで、何とも情けない話ですが、このブログもその予防のために始めたという理由もあるのですが、あまり役に立っていないようです。昔のことはよく憶えているのですが、最近のことはよく忘れます。
今回も5本選ぶのはいいのですが、まず何を観たかを思い出すのに一苦労です。それは記録を見ればわかるのですが、その観た映画のタイトルと内容がなかなか一致しません。
そこはブログの良さです。4月からはブログで観た映画のあらすじやちょっとした感想を書いていますので、それを見れば少しは思い出せます。問題は1月から3月までに観た映画です。それもブログを書いていたおかげで、印象に残った映画がちょっとだけ書いてある記事が見つかりました。
ということで、それらを参考に選んでみました。別に順番はつけません。印象に残ったというただ1点です。あくまでも個人的観点ですのであしからず。
観た順番に。
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』
なぜか今年はヒトラー、ナチスに関する映画が多かったような気がします。その中でも印象に残った映画です。
たった一人でヒトラーの暗殺を企てる男。わずかな誤算と囚われてからの拷問。
『沈黙ーサイレンス』
宗教と宗教心の強さと弱さ。複雑な思いでした。遠藤周作原作。マーティン・スコセッシ監督。ずーっと昔、篠田正浩監督、岩下志麻主演の同名の映画を観た時よりもぐっときました。年のせいか。
『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』
天才の苦悩と女優の演技力の素晴らしさに脱帽。ピアフの歌の凄さに改めて感動。
『エヴァの告白』
アメリカにおける移民の厳しさを改めて思い知らされました。アメリカも決して自由な国ではありませんでした。
『きっと、いい日が待っている』
感動映画。泣けて泣けて。実話だから余計に感情移入されるのでしょうか。
以上、約束の5本です。
番外として、既に何度か見た映画を、今年再び見る機会があった映画の中で特によかったものを2本ほど挙げます。
『ゴジラ』
記念すべき「ゴジラ」シリーズの第1作。昭和29年の作品です。原子力に対する痛烈な批判を込めた作品。制作者側の意気込みがひしひしと感じられます。
『シン・ゴジラ』上映に併せて上映されました。古臭いけど凄い!
ドヌーヴとルグラン、やはりこれですね。劇場でこの映画をまた観れるとは思ってもいませんでした。いつも通り、同じ場面で涙、涙、です。
人事考課の「期末効果」のように最近観た映画が多くなってしまいました。記憶力が低下しているので致し方ありません。
今年最後の記事は何にしようか迷いましたが、とりあえず1年の総括ということで、映画にしてみました。音楽ではまとまりようが無いと思いますので。
ブログを始めて9か月です。記事も270を超えました。ほぼ1日1記事のペースで、何とかここまで来れました。途中入院生活もあって、途切れることもありましたが何とか続けることが出来ました。これもひとえにこのブログを読んでくださった皆様のお陰です。
自分のための備忘録として始めたはずなのですが、いつの間にか皆様のご支援で支えられてここまで来れたようなものだと思っております。本当に有難うございました。
正月は恐らく酒浸りになるので、いつから始められるか分かりませんが、来年もよろしくお願いいたします。
皆様におかれますても、良い年を迎えられますよう祈念しております。
今日は鍋でもつつきながら年を越そうと思います。
それでは今日はこの辺で。