ホワイト・ストライプスの解説を読んでいたら、ザ・ストロークスの名前が出て来ました。「ホワイト・ストライプスと並んでガレージ・ロックを代表するバンド」云々が書いてありました。
ん、まてよ。ストロークス、昔買ったような気がすると、探し始めました。探し始めること30分。なにしろ収納の関係で色々なところにCDが点在しているので、果たしてどこにしまったかなかなか思い出せません。さらにCDの背文字が最近の老眼のため見づらいものですから猶更時間がかかります。放っておくのも気持ち悪いし、懸命に探しました。ありました。
持っていたのはファーストとセカンドアルバムでした。
ストロークスは1999年ニューヨークで結成されたガレージ・ロックバンドです。当時のガレージブームに乗ったバンドです。
早速聴きました。
まずはファーストアルバム。
『イズ・ディス・イット(Is This It)』
01.Is This It
02.The Modern Age
03.Soma
04.Barely Legal
05.Someday
06.Alone, Together
07.Last Nite
08.Hard to Explain
09.New York City Cops
10.Trying Your Luck
11.Take It or Leave It
メンバーは
ジュリアン・カサブランカス(Julian Casablancas,vo)
ニック・ヴァレンシ(Nicholas Valensi,g)
アルバート・ハモンドJr.(Albert Hammond, Jr.g)
ニコライ・フレイチュア(Nikolai Fraiture,b)
ファブリツィオ・モレッティ(Fabrizio Moretti,ds)
アルバート・ハモンドJrはあの「カリフォルニアの青い空」を歌ったアルバート・ハモンドの息子です。
2001年のリリースでアメリカではビルボードの33位と低迷しましたが、イギリスでは2位を記録し、その後アメリカでもロングセラーとなりました。
何故か、このジャケットがアメリカでは発売禁止となり以下のものに差し替えられたそうです。不思議です。
次にセカンドアルバム。
『ルーム・オン・ファイア(Room on Fire)』
01.What Ever Happened?
02.Reptilia
03.Automatic Stop
04.12:51
05.You Talk Way Too Much
06.Between Love & Hate
07.Meet Me in the Bathroom
08.Under Control
09.The Way It Is
10.The End Has No End
11.I Can't Win
メンバーは変わらずです。
2003年のリリースです。全米で4位、全英で2位を記録します。
この2枚を聴いて、これらが何故CD棚の奥深く眠ってしまったのかが分かったような気がします。
確かに多くの批評が21世紀最高のアルバムだとか高評価が多いのですが、私にはちょっと物足りなかったのだと思います。それは私の個人的好みなので何とも致し方ありません。
今聴いてみると、全然悪くありません。とくにファーストは60~70年代のガレージ的サウンドやヴェルヴェット・アンダーグラウンドを彷彿とさせるパンキッシュなジュリアンのヴォーカル。
それでもホワイト・ストライプスとの比較なら、私はホワイト・ストライプスに軍配を上げるでしょうか。
今回のCD探しで、2000年代のオルタナ系のアルバムを数多く買っていたことが判明しました。1度聴いて聴かなくなったアルバムのなんと多いことか。新鮮な気持ちでもう一度聴き直してみましょうか。
The Strokes - Trying Your Luck
それでは今日はこの辺で。