今年の3月にHMVに注文したCDが昨日届きました。半年以上かかりました。すっかり忘れていました。
コ―リー・デニソン・バンド(Corey Dennison Band)です。
一緒に注文した商品はとっくに到着しているのにこれだけは品切れで、再入荷まで半年以上かかったようです。
このアルバムは彼らのファーストアルバムだと思います。タイトルは『Corey Dennison Band』です。
01. Getcha Pull!
02. Tugboat Blues
03. The Deacon
04. Room to Breathe
05. City Lights
06. She's No Good
07. Aw, Snap!
08. Don't Say You're Sorry
09. A Fool's Goodbye
10. Jasper's Hop
11. Shame on Me
12. Strange Things Happenin'
13. Good Enuff
メンバーは
コリー・デニソン(Corey Dnnison,g,vo)
ゲイリー・ハント(Gerry Hundt,g,organ)
ニック・スキルニック(Nik Skilnik,b)
ジョエル・ベアー(Joel Baer,ds)
プロデュースはトム・マーカー(Tom Marker)です。2016年、ブルースの名門デルマークからのリリースです。
ブルースロックの新しいミュージシャンをさがしていたところ見つけた人です。
コ―リー・デニソンは1975年、テネシー州の生まれです。6歳からギターを習い、ゲイトマウス・ブラウン(Gatemouth Brown)や、アルバート・コリンズ(Albert Collins)、アルバート・キング(Albert King)を真似していたようです。そしてすぐにソウル・ミュージックに目覚めました。ウィルソン・ピケット(Wilson Pickett)、カーティス・メイフィールド(Curtis Lee Mayfield)、サム・クック(Sam Cooke)などです。
そして12年間、ブルースマン、カール・ウェザービー(Carl Weathersby)のサイドマンとして経験を積みました。そして公私ともに教えをもらいました。
そして2007年にジェリー・ハントと出会います。彼はウィスコンシン州生まれで、イリノイ州育ち。2004年からニック・モス(Nick Moss&The Flip-Tops)のメンバーとして、ギターからベース、ハープ、マンドリン、ヴォーカルと多くの楽器をこなすマルチプレイヤーでした。
二人はすぐに意気投合し、バンドを組むようになりました。そして2016年にファーストアルバムが発表されたということです。
全曲二人の共作です。ブルースロックではなく完璧にシカゴブルースです。ファンキーなソウルも混ぜながらの黒っぽい音です。アルバート・キングに憧れたというだけあって、09のスローブルースなどはキングを思わせます。ギターももちろんですが、ヴォーカルが素晴らしい。ブルースにピッタリの声質です。
昨年セカンドがリリースされたようです。また注文してしまうかも。
まだ1回流して聴いただけですので、詳細は避けますが、なかなかのブルースアルバムです。
やっぱりブルースを聴いていると落ち着きます。
A Fool's Goodbye - Corey Dennison
All Your Love - Corey Dennison Blues Band at Leroy's
それでは今日はこの辺で。