アメリカの女性ジャズ・ヴォーカリスト、ジェーン・モンハイト(Jane Monheit)のアルバムを2枚まとめて入手しました。以前から気になっていたシンガーでしたがなかなか購入する機会がなく、今回安く売りだされていたので入手しました。
ジェーンは1977年にニューヨーク州オークディール生まれです。現在42歳。
両親ともに音楽に親しみ、その影響で彼女も幼いころから様々なジャンルの音楽を聴いて育ったようです。特にエラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンなどに影響を受けたようです。ジャズ・ナンバー以外にもポップスやボサ・ノヴァなど幅広い音楽性が特徴です。
2000年にアルバム『Never Never Land』でデビューしました。現在までに10枚のスタジオ・レコーディングとライブアルバムを1枚リリースしています。
今回私が入手したのは3枚目と4枚目のアルバムでした。
まずは2002年リリースの3枚目のアルバム『In the Sun』です。
01.Just Squeeze Me (But Don't Tease Me)
02.Chega De Saudade (No More Blues)
03.Once I Walked In The Sun
04.Some Other Time
05.Cheek To Cheek
06.Tea For Two
07.Love Has No Pride
08.Começar De Novo
09.It Never Entered My Mind
10.Haunted Heart
11.Since You've Asked
12.Turn Out The Stars *ボーナス・トラック
パーソナルは
Jane Monheit Vocals
Ivan Lins Vocals(track 03)
Michael Kanan piano
Ron Carter bass
Kenny Washington drums
Rene Toledo guitar
Don Alias perc
Joel Frahm tenor Saxophone
Tom Harrell trumpet
プロデュースはJoel Dornです。
出だしの曲からスタンダード・ナンバーでジャズ・ヴォーカリストの力量を見せつけられました。ボサ・ノヴァやロックからは07のリンダ・ロンシュタッドも歌ったエリック・ジャスティン・カズやジュディ・コリンズの曲なども取り上げ、一方でレナード・バーンスタインのミュージカル曲なども歌うなど、その幅広さに驚きました。
欲を言えばもう少しスウィングする曲が欲しかったところでしょうか。
続いては2004年リリースの4枚目のアルバム『Taking a Chance on Love』です。
01.Honeysuckle Rose
02.In The Still Of The Night
03.Taking A Chance On Love
04.Bill
05.I Won't Dance
06.Too Late Now
07.Why Can't You Behave?
08.Do I Love You?
10.Love Me Or Leave Me
11.Embraceable You
12.Dancing In The Dark
13.Over The Rainbow *ボーナス・トラック
パーソナルは
Jane Monheit Vocals
bass Christian McBride,Ron Carter,Orlando Le Fleming
drums Lewis Nash,Rick Montalbano
piano Geoff Keezer,Michael Kanan
guitar Miles Okazaki,Romero Lubambo
tenor saxophone Joel Frahm
alto aaxophone Donald Harrison
プロデュースはAl Schmittと驚くなかれ Peter Asherです。
コール・ポーターの曲を3曲も取り上げています。02、07、08です。
このアルバムによって彼女の名前は知れ渡ったように、歌のうまさが引き立つ1枚です。こちらはスイング感たっぷりで楽しめます。
2枚のアルバムを聴いて、とにかく好みの声なので安心しました。私の場合、ジャズ・ヴォーカルは声の好みが大きく影響するので、彼女はお好みのシンガーの仲間入りをしそうです。
Jane Monheit / Taking A Chance On Love
Jane Monheit - Just Squeeze Me
Jane Monheit - Some Other Time
それでは今日はこの辺で。