Flying Skynyrdのブログ

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ロッド・スチュワート(Rod Stewart)『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』入手

ロッド・スチュワート(Rod Stewart)のスタンダード・カバー集『ザ・グレイト・アメリカン・ソング(Great American Songbook: It Had to Be You)』を入手しました。

これは先日紹介した、ロッドの『グレイト・ロック・クラシック』が気に入ったので、その前にリリースされていたこのカバー集も買うことにしました。

lynyrdburitto.hatenablog.com

2002年のリリースで、ロッドは20年近く前からアメリカン・スタンダードのアルバムを出したくてその時期を伺っていたようですが、時機到来と見るやレーベルもアトランティックでは無理と見て、クライヴ・デイヴィスが立ち上げた新興レーベルのJレコードに移籍し、リリースしたのです。それだけこのアルバムに対する思い入れが強かったのでしょう。

 

01.忘れられぬ君 (You Go to My Head)

02.誰も奪えぬこの思い (They Can't Take That Away from Me)

03.今宵の君は (The Way You Look Tonight)

04.もしあなただったら (It Had to Be You)

05.ザット・オールド・フィーリング (That Old Feeling)

06.ジーズ・フーリッシュ・シングス (These Foolish Things (Remind Me of You))

07.ザ・ヴェリー・ソート・オブ・ユー (The Very Thought of You)

08.ムーングロウ (Moonglow)

09.アイル・ビー・シーイング・ユー (I'll Be Seeing You)

10.いつもさよならを (Ev'ry Time We Say Goodbye)

11.ニアネス・オブ・ユー (The Nearness of You)

12.フォー・オール・ウィ・ノウ (For All We Know)

13.また会う日まで (We'll Be Together Again)

14.ザッツ・オール (That's All)

 

レコーディングメンバーも名うての名手が揃っています。

プロデュースはクライヴ・デイヴィス(Clive Davis)リチャード・ペリー(Richard Perry)フィル・ラモーン(Phil Ramone)です。

 

アメリカン・スタンダードといっても私には馴染みのない曲も多く、それはそれで新鮮でした。ロッカー、ロッドではなく、歌手としてのロッドを楽しみました。

 

02はジョージとアイラー・ガーシュインフレッド・アステアが歌った映画『踊らん哉』の主題曲。

03もフレッド・アステアが歌ったミュージカル映画『有頂天時代』の主題歌。

05はチェット・ベイカーで有名な曲。『チェット・ベイカー・シングス』に収録。

10はコール・ポーター作。

 

アメリカのスタンダードは好きな人にはたまらない選曲なのでしょう。夜中にウィスキーでも飲みながら聴きたいですね。300万枚を売り上げるトリプル・プラチナでチャートも全米4位になりました。ロッド人気は衰えません。

 

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Rod Stewart - You Go to My Head


Rod Stewart - They Can't Take That Away From Me


Rod Stewart - I'll Be Seeing You

 

それでは今日はこの辺で。