Flying Skynyrdのブログ

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聴き比べ E.ビショップとロッド『愛に狂って(Fooled Around and Fell in Love)』

今日の「聴き比べ」はエルビン・ビショップ(Elvin Bishop)『愛に狂って(Fooled Around and Fell in Love)』です。

 

エルヴィン・ビショップの数少ないシングルヒットではないでしょうか。1975年に全米第3位に輝いた曲です。

エルヴィン・ビショップについては随分以前に「ブルースロックの名手たち」という記事の中で書いています。

lynyrdburitto.hatenablog.com

 

60年代から70年代初頭はブルースです。ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのギタリストでした。マイク・ブルームフィールドが抜けた後はリード・ギターを担当しました。その後、ソロになり1975年までに5枚のソロアルバムをリリースしています。1974年の4枚目のアルバム『Let It Flow』ではそれまでの「エルヴィン・ビショップ・グループ」や「エルヴィン・ビショップ・バンド」の名前から個人名にし、レコード会社もキャプリコーンに移籍しました。

キャプリコーンと言えばサザンロックを代表するレーベルです。アルバムも当然南部の香りいっぱいになりました。チャーリー・ダニエルズディッキー・ベッツ、トイ・コルドウェルなど南部の錚々たるメンバーが集まりました。このアルバム辺りから、ソロとしてのエルヴィン・ビショップも見直されるようになりました。

そして1975年に6枚目のアルバムとして『ストラッティン(Struttin' My Stuff )』がリリースされました。

 

この中の1曲が「愛に狂って(Fooled Around and Fell in Love)」です。曲はもちろんエルヴィン・ビショップ作ですが、ボーカルはそれまでバック・ボーカルを担当していたミッキー・トーマス(Mickey Thomas)が担当しました。これが功を奏したのでしょう。彼の声が切ないバラードによく似合いました。

ミッキー・トーマスは1977年の2枚組ライブ『Raisin' Hell』の後にはバンドを去り、1979年からはジェファーソン・スターシップに移籍し、グレイス・スリックの代わりにリード・ボーカリストになりました。このライブでも「愛に狂って」が聴かれます。

エルヴィン・ビショップと言えば彼の娘と妻が強盗に襲われ殺害されるという悲劇に見舞われました。2000年の事件です。カルト集団による犯罪だったようです。

 


5. Elvin Bishop - Fooled Around and Fell in Love


Elvin Bishop | Fooled Around and Fell in Love

ビショップの首の振り方は変わりません。

 

この曲を先日紹介したロッド・スチュワート(Rod Stewart)のアルバム『グレイト・ロック・クラシック』の中でカバーしました。

lynyrdburitto.hatenablog.com今日はライブ盤で。


Rod Stewart - Fooled Around And Fell In Love

 

 

それでは今日はこの辺で。