今日の「この人の、この1枚」は引き続きエルヴィン・ビショップ(Elvin Bishop)です。3作目の『ロック・マイ・ソウル(Rock My Soul)』です。
前作から2年の間隔を経て、1972年にサード・アルバム『ロック・マイ・ソウル(Rock My Soul)』をリリースしました。レコード会社もビル・グラハムのフィルモア・レコードからエピックに移りました。
Side A
1.Rock My Soul
2.Holler And Shout
3.Let It Shine
4.Don't Mind If I Do
5.Rock Bottom
6.Last Mile
Side B
1.Have A Good Time
2.Wings Of A Bird
3.Old Man Trouble
4.Out Behind The Barn
5.Stomp
メンバーは
エルヴィン・ビショップ(Elvin Bishop ,g,vo)
キップ・マークライン(Kip Maercklein,b)
ビリー・ミーカー(Billy Meeke,ds)
ジョン・チャンバース(John Chambers ,ds tracks: B5)
スティーヴ・ミラー(Steve Miller ,org,p)
ジョン・チャンバースは途中で交代です。
特別ゲストは
Fiddle – Bobby Bruce
Harmonica – Perry Walsh
Percussion – Milt Holland
Slide Guitar、Rhythm Guitar – Delaney Bramlett
Tenor Saxophone – Dennis Marcellino, Mel Ellison
Tenor Saxophone, Vocals – Ron Stallings (tracks: A2)
プロデュースはデラニー・ブラムレット(Delaney Bramlett)とエルヴィン・ビショップです。
プロデュースにデラボニのデラニー・ブラムレットを迎えました。この辺りからやや南部の香りが漂い始めます。
A5がビショップとジョー・ベイカーの共作ですが、それ以外はすべてビショップのオリジナルです。カバー曲はありません。この辺りからもソングライティング能力も上がってきたものと思えます。
また、ヴォーカルも何曲か執るようになりました。
A6とB5はインスツルメント・ナンバーです。
だいたい想像の通り、R&B、ソウルで埋め尽くされました。前作よりさらに南部のディープなR&Bの香りがします。
この後、さらに2年のブランクを経て、あっと驚く変身を遂げます。それは次回に回します。
Elvin Bishop - Rock My Soul (Album Version)
Elvin Bishop Band - Let It Shine
Elvin Bishop Band - Wings Of A Bird
それでは今日はこの辺で。