今日の「聴き比べ」は『水虫の唄』です。
この曲はザ・フォーク・クルセダーズが『ザ・ズートルビー』という名前で1968年に発表した曲です。
ズートルビーとは「種子島出身のビートルズのコピーバンド」という触れ込みでした。
この曲は有名なクラシックのメロディも取り入れた、ユーモアあふれる曲です。
水虫の唄
作詞・作曲:山田進一
補作詞:足柄金太(北山修)
補作曲:河田藤作(加藤和彦)
どんなにどんなに
はなれていても
僕は君を
忘れはしない
夏になると思い出す
君と歩いた あの渚
せつなくうずく 水虫は
君と僕との 愛のしるし
どんなにどんなに
はなれていても
ぼくは君を
忘れはしない
君のうつした水虫は
いまでも 僕を悩ませる
せつなくうずく 水虫は
君と僕との 愛のしるし
どんなにどんなに
はなれていても
ぼくは君を
忘れはしない
この曲を当時ニッポン放送の深夜放送「オールナイトニッポン」で人気だったディスクジョッキーの亀淵昭信と斉藤安広がカメ&アンコーとしてデュエットで歌いました。これが傑作でした。カメは後にニッポン放送の社長になりました。
83フォーク歌年鑑 '69 vol 2 COCA 71110 18 水虫の唄カメとアンコー
コミカルな歌が結構流行った時代でした。
それでは今日はこの辺で。