今日の「この人の、この1枚」はラスト・オータムズ・ドリーム(Last Autumn's Dream,LAD)のリード・ヴォーカリスト、ミカエル・アーランドソン(Mikael Erlandsson)がLADに参加する前に発表したソロ・デビュー作『The 1』です。
ミカエル・アーランドソンについては以前ラスト・オータムズ・ドリームの記事で触れています。また彼の別プロジェクトについても書きましたが、ソロ作についてはまだでした。
1994年に発表されたアルバム『The 1』はスウェーデンではもちろん日本でも評判を呼びました。それもそのはず、彼の作るメロディーは日本人の感性にドンピシャリです。哀愁漂うメロディはまるで哀しい演歌を聴いているようです。LADに比べれば、よりポップなポップ・ロックアルバムになっています。昭和の流行歌を聴いているような気分になります。もちろん誉め言葉です。
01.Wish You Were Here
02.Show Me
03.Reason
04.Life Is A Hard Game To Play
05.It's Alright
06.I Believe
07.We Don't Talk Anymore
08.For You
09.Can't Keep Hiding
10.Mr. Weirdstough
11.The 1
パーソナルは
Mikael Erlandsson - Vocals, Keyboards
Bengt Sandblom - Acoustic Guitar
Morgan Hjalmarsson - Acoustic Guitar
Stigge Ljunglöf - Bass
M.P. Persson - Drums, Perc, Bass, Guitar, Keyboards, Accordion
プロデュースはM.P. Persson、Aymeric Desombre、Mikael Erlandssonです。
この後、ソロ・アルバムを3枚リリースします。いずれもファーストより明るめなポップ・ロックになっています。それでも中には泣きのメロディーは何曲かあります。
それでは今日はこの辺で。