Flying Skynyrdのブログ

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この人の、この1枚『アニマルズ(The Animals/Featuring Eric Burdon)』

今日の「この人の、この1枚」はアニマルズ(The Animals)『The Animals Featuring Eric Burdon』です。

 

「書き忘れていた」シリーズです。とっくに書いたつもりでいました。なにせアラン・プライスの記事は書いていたのですから。ボケもいいとこです。

lynyrdburitto.hatenablog.com

 

アニマルズの前身は1962年10月に結成されたアラン・プライス・コンボです。

メンバーは

アラン・プライス(Alan Price,org,p,g)

チャス・チャンドラー(Chas Chandler,b)

ジョン・スティール(John Steel,ds)

でした。

 

翌年、ヴォーカルのエリック・バードン(Eric Burdon,vo)とギターのヒルトン・ヴァレンタイン(Hilton Valentine,g)が加わりました。

当初はバンド名もアラン・プライス・コンボを名乗っていましたが、ステージの狂暴さを観た観客から「アニマル!」という声がかかり、以後アニマルズと名乗るようになったそうです。エリック・バードンは否定しているようですが。

 

1964年、シングル第1弾「Baby Let Me Take You Home」がヒットしました。そして第2弾「朝日の当たる家(The House Of The Rising Sun)」が全米1位になる大ヒットとなり、以後ヒットを連発しました。

アニマルズは黒人R&Bを基本とした音楽スタイルでローリング・ストーンズと並んでイギリスの黒っぽいロックの立役者でした。エリック・バードンのヴォーカルはとにかく凄い!

 

今日、紹介するレコードはアニマルズが1964年から1965年まで在籍していたイギリス・EMIレコード(コロムビア)時代のコンピレーションです。ヒット曲を網羅した文字通りのベスト盤です。

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The Animals Featuring Eric Burdon

 

Side A

1.The House Of The Rising Sun

2.Boom Boom

3.I'm Crying

4.It's My Life

5.Memphis

6.Baby Let Me Take You Home

7.Around And Around

 

Side B

1.Don't Let Me Be Misunderstood

2.Bring It On Home To Me

3.We've Gotta Get Out This Place

4.Gonna Send You Back To Walker

5.The Girl Can't Help It

6.Story Of Bo Didley

7.Talkin About You

 

B-1は「悲しき願い」、B-2は「悲しき叫び」という邦題が付いています。

lynyrdburitto.hatenablog.com

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その後、1965年の途中でアラン・プライスが脱退してしまいます。バンドはその後1966年にアメリカに本拠地を移し、メンバーチェンジを繰り返し、バンド名もエリック・バードン&ジ・アニマルズに変更し、1968年まで活動しました。ここで一旦解散します。

1975年と1983年にオリジナル・メンバーで再結成します。但し、これは一時的なものでした。

1990年代以降は残ったメンバーで活動を続けました。2016年には再びエリック・バードン&ジ・アニマルズとして再結成し、現在も活動中です。但しオリジナル・メンバーはエリック・バードンただ一人です。

 

実は、このアルバムの他にもう1枚紹介したいアルバムがあったのです。どちらにしようか迷ったのですが、馴染み深い曲が多いということでベスト盤を選びました。

もう1枚というのは、彼らが世に出るきっかけとなったライヴの模様を収録したニューカッスルでのライヴ・アルバムです。録音は1963年12月30日です。レコード化されたのは1970年です。タイトルは『In The Beginning』です。

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Side A

1.Let It Rock

2.Gotta Find My Baby

3.Bo Diddley

 

Side B

1.I'm Almost Grown

2.Dimples

3.Boom Boom

4.C. Jam Blues

 

メンバーは

Bass – Chas Chandler

Drums – John Steel

Guitar – Hilton Valentine

Organ, Piano – Alan Price

Vocals – Eric Burdon

 

当時のアニマルズの激しいステージが堪能できます。

 

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それでは今日はこの辺で。