今日の「聴き比べ」はビートルズ(The Beatles)の『ジュリア(Julia)』です。
もう、ビートルズの「聴き比べ」も数えきれないくらいになってしまいました。
最近、何故かビートルズのレコードを引っ張り出して聴く機会が増えました。何故でしょう。そんな中で通称『ホワイト・アルバム(The Beatles)』を聴いていて、この曲をジャム・バンドのフィッシュ(Phish)がこのレコードを丸々カバーしたCDがあったことを思い出しました。ということで、この『ジュリア』を聴き比べてみました。
この曲はレノン=マッカートニー名義ですがジョン・レノンの曲です。ジュリアとはジョンの実の母親のことです。ジョンが5歳の時に両親が離婚、そして母親が再婚するとジョンは叔母のミミに預けられました。そのミミとの関係が悪化すると再びジュリアと暮らすようになりました。しかし、ジョンが17歳の時にジュリアは交通事故で亡くなりました。ジョンにとって母親のジュリアは自分を理解してくれる最愛の人でした。ジョンは「自分は母親を2度亡くした。5歳の時と17歳の時だ。人生最悪の経験だ」と語っており、この曲には彼女への想いが込められています。
Julia
By Lennon–McCartney
Half of what I say is meaningless
But I say it just to reach you, Julia
Julia, Julia
Ocean child calls me
So I sing a song of love, Julia
Julia, seashell eyes
Windy smile calls me
So I sing a song of love, Julia
Her hair of floating sky is shimmering
Glimmering in the sun
Julia, Julia
Morning moon, touch me
So I sing a song of love, Julia
When I cannot sing my heart
I can only speak my mind, Julia
Julia, sleeping sand
Silent cloud, touch me
So I sing a song of love, Julia
Hmm hmm hmm
Calls me
So I sing a song of love for Julia
Julia, Julia
フィッシュ(Phish)
ジャズ界からラムゼイ・ルイス(Ramsey Lewis)です。
それでは今日はこの辺で。