ローリング・ストーンズはデビューアルバムから2005年のスタジオアルバム『A Bigger Bang』まで欠かさず買っていましたが、今回のこのアルバムは何故か買いそびれてしまいました。
ということで、遅ればせながら『Blue & Lonesome』を購入しました。2016年の発売です。1年も遅れました。
驚きのブルースアルバムです。発売当時、disk unionで流れているのを聴いて、これは絶対買わなければと思っていたのですが、なんやかんやで今になってしまいました。実情は新譜を買う余裕が無くなったというのが本音です。今回Amazonギフト券が手に入ったので早速購入という訳です。
今更メンバー紹介でもないですが一応
ミック・ジャガー(Mick Jagger,vo,harp)
キース・リチャーズ(Keith Richards,g)
ロニー・ウッド(Ronnie Wood,g)
チャーリー・ワッツ(Charlie Watts,ds)
その他
チャック・リーヴェル(Chuck Leavell,key)
ダリル・ジョーンズ(Darryl Jones,b)
マット・クリフォード(Matt Cliford,key)
エリック・クラプトン(Eric Clapton,g,06,12)
です。
プロデュースはWas(Not Was)のドン・ウォズとグリマー・ツインズです。
01.Just Your Fool (Walter Jacobs)
02.Commit A Crime (Chester Burnett)
03.Blue And Lonesome (Walter Jacobs)
04.All Of Your Love (Samuel Maghett)
05.I Gotta Go (Walter Jacobs)
06.Everybody Knows About My Good Thing (Miles Grayson/Lermon Horton)
07.Ride 'Em On Down (Eddie Taylor)
08.Hate To See You Go (Walter Jacobs)
09.Hoo Doo Blues (Otis Hicks/Jerry West)
10.Little Rain (Ewart Abner/Jimmy Reed)
11.Just Like I Treat You (Willie Dixon)
12.I Can't Quit You Baby (Willie Dixon)
ストーンズのここまでのブルース一辺倒のアルバムは初めてではないでしょうか。元々ストーンズはブルース、R&Bに根差した音楽で定評がありましたが、ここまで徹底したのは原点回帰という事でしょうか。たった3日間のレコーディングですべて一発録りだというからますます驚きです。
賛否はあるでしょうが、私は大歓迎です。ミックのヴォーカルはもちろんですが、ハープの素晴らしさを改めて見直しました。キースのギターもふんだんに聴けるし言うこと無いです。
たまたま隣のスタジオでレコーディングしていたというエリック・クラプトンが参加している2曲もクラプトンのスライドが聴ける06、いいですね。
ストーンズが全曲ブルースでカバーすると聞いて、ひょっとするとヨレヨレになっているんじゃないかなどと心配しましたが、まったくの杞憂に終わりました。みんな元気すぎます。ミック74歳、キース73歳、チャーリー76歳、ロン70歳、化け物たちです。メンバーから外れましたがビル・ワイマンは81歳、ミック・テイラーは68歳です。27才で亡くなったブライアン・ジョーンズを思うと複雑です。
ミックの声は74歳とは思えません。まだまだ行けそうです。とにかく続けているだけでいいんです。
THE ROLLING STONES Blue and Lonesome (Blue and Lonesome ) 03-12
THE ROLLING STONES - Everybody Knows About My Good Thing (Blue and Lonesome) 06-12
THE ROLLING STONES - I Can't Quit You Baby( Blue and Lonesome) 12-12
それでは今日はこの辺で。