ブルー・ロデオ(Blue Rode)はカナダ出身のカントリーロックバンドです。カナダでは絶大なる人気を誇り、その後はアメリカを基盤に活躍中のバンドです。
バンドの結成は1984年でした。場所はカナダトロントです。メンバーは
ジム・カディ(Jim Cuddy,g,vo)
グレッグ・キーラー(Greg Keelor,g,vo)
バジル・ドノヴァン(Bazil Donovan,b)
ボビー・ワイズマン(Bob Wiseman,p,organ,harp,accord)
クリーヴ・アンダーソン(Cleave Anderson,ds)
でスタートしました。
ジムとグレッグが交互にヴォーカルをとるという、この二人が中心のバンドです。
1987年にファーストアルバム『Outskirts』をリリースします。
これが大層な評判となり、カナダでのダブルプラチナになりました。
続く1989年にセカンドアルバム『Diamond Mine』をリリースします。
このアルバムは前作以上の評判を呼び、カナダでの賞を総なめにしました。
そして勇躍アメリカに乗りこみます。そしてリリースされたのがサードアルバム『Casino』です。1991年のことでした。
01.Til I Am Myself Again
02.What Am I Doing Here
03.5 A.M. (A Love Song)
04.Montreal
05.Last Laugh
06.Trust Yourself
07.Two Tongues
08.Time
10.You're Everywhere
ドラムがマーク・フレンチ(Mark French,ds)に代わっています。
プロデュースはピートアンダーソン(Pete Anderson)です。
このアルバムもカナダではチャートの6位のダブルプラチナ、シングルの01は1位、アメリカでも19位まで上がりました。
アメリカよりアメリカらしいカントリーロックです。まるでザ・バーズを現代風にアレンジしたようです。
実はこのアルバムがブルー・ロデオに出会った私の最初のアルバムになります。その後も次々に聴いていきました。それでもこのアルバムの印象は強かったのです。
ブルー・ロデオのアルバムには駄作はありません。
1992年には『Lost Together』
1994年には『Five Days in July』
その後も『Nowhere to Here』『Tremolo』と続きます。
この間2人の中心メンバーとバジルは変わらず、その他ドラムがグレン・ミルケム(Glenn Milchem,ds)に代わり、キーヴォ―ドも何度か代わり現在はマイケル・ボウグスキー(Michael Boguski,key)になっています。ギタリストとしてコリン・クリップス(Colin Clipps,g)が加入しています。
さらに1999年から現在までに9枚のアルバムを発表しています。その中で気にったものをピックアップすると2000年の『The Days in Between』、2002年の『Palace of Gold』、2005年の『Are You Ready』あたりでしょうか。
ブルー・ロデオはカナダのバンドですがアメリカのカントリーロックの守り神のような存在です。最近はあまり聴く機会もありませんが、今後も期待しています。
Blue Rodeo - "Til I Am Myself Again" [Official Video]
Blue Rodeo - What Am I Doing Here.wmv
それでは今日はこの辺で。