今日の「聴き比べ」は『パーリー・クイーン(Pearly Queen)』です。
この曲はトラフィック(Traffic)のセカンドアルバム『Traffic』に収録された曲です。
作者はメンバーのスティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)とジム・キャパルディ(Jim Capldi)です。
この曲はエリック・クラプトン(Eric Clapton)のレインボー・シアターでの1973年の復活コンサートでも演奏されました。もちろんスティーヴも参加しています。
Eric Clapton-Pete Townshend-11-Pearly Queen-Live Rainbow 1973
トラフィックのセカンドアルバム当時は在籍していたデイヴ・メイソン(Dave Mason)が脱退後に発表したソロアルバムでこの曲をカバーしています。『Headkeeper』です。このアルバムはスタジオ録音とライブ録音から成っています。「パーリー・クイーン」はライブ音源です。その後もこの曲をよく演奏しています。『Certified Live』でも取り上げています。日本公演でも歌いました。その後のジム・キャパルディとのツアー・ライブ『The 40.000 Headmen Tour』でも取り上げました。余程この曲が気に入ったのでしょう。メイソン・バージョンは軽快なロックになっています。
一方、スティーヴの方は、クラプトンとのライブや自身のライブでも常に演奏しています。1989年の初来日公演では残念ながら演奏しなかったと思います。
Eric Clapton and Steve Winwood Live From Madison Square Garden - Pearly Queen
それでは今日はこの辺で。