今日の「聴き比べ」は,またしても由紀さおりさんの『挽歌』です。
1974年の発売です。さほどのヒットではありませんでしたが、なぜか私にとっては由紀さおりさんの歌の中では一番好きな曲で、思い出深い曲です。作詞・千家和也、作曲・浜圭介。
特別な由紀さおりファンでもありませんが、イントロの哀愁を帯びたメロディと切ない歌詞になんとも心が惹かれます。
挽歌
作詞:千家和也
作曲:浜圭介
やはり あの人は
私を送りに来なかった
賑わう夕暮れ
人混みの中
私はただバスを待つ
悲しみだけを道案内に
思い出色の洋服を着て
つらくないと言えば
ウソだわ〜あの人の事が
気がかりだけど
私は今バスに乗る
多分 あの人は
私を恨んでいるでしょう〜
冷たい女と思われながら
私はただバスを待つ
一人で朝は起きられますか
ハンカチの場所
わかるでしょうか
あとの人とうまくやってね
後ろ髪ひかれ涙に濡れて
私は今バスに乗る
若かりし頃の由紀さおりさん。
テレサ・テンちゃん。
城之内早苗さん。
それでは今日はこの辺で。