1966年のヒット曲です。先日の『おもいで』に続き、作曲・平尾昌晃、作詞・水島哲のコンビです。
この歌は平尾、水島、布施の3人が平尾さんの自宅で酒を飲みながら曲作りをしていた時、布施さんのマネージャーが「海の歌はどうか?」と尋ねたところ、平尾さんが「いや、布施に海は似合わない。湖がいい」と言うと、水島さんが「それじゃ摩周湖はどう?」と提案しました。摩周湖は当時はまだ無名で、その魅力を語ると、それはいい、となって3人で作り上げたそうです(Wikipediaより)。当時摩周湖はほとんど無名状態でしたが、この曲のヒットで一気に観光地になったそうです。
平尾昌晃さんはこの曲でレコード大賞作曲賞を受賞しました。私も憶えていました。
作詞:水島哲
作曲:平尾昌晃
霧にだかれて しずかに眠る
星も見えない 湖にひとり
ちぎれた愛の 思い出さえも
映さぬ水に あふれる涙
霧にあなたの 名前を呼べば
こだませつない 摩周湖の夜
あなたがいれば 楽しいはずの
旅路の空も 泣いてる霧に
いつかあなたが 話してくれた
北のさいはて 摩周湖の夜
今は亡き藤圭子さん。
これまた今は亡き八代亜紀さん。
平尾昌晃さんのセルフカバー。いいですね。
島津亜矢さん。すごい歌唱力。
それでは今日はこの辺で。