Flying Skynyrdのブログ

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これもアメリカン・プログレ?『ウィズアウト・ウォーニング(Without Warning)』

CD棚整理、第4弾。ドリーム・シアターフォロアーがまた一つ見つかりました。『ウィズアウト・ウォーニング(Without Warning)』です。

 

アルバムは彼らのデビュー盤です。タイトルは『Making Time』です。

01.Making Time

02.No Guarantees

03.One Desire

04.Waking Dream

05.Rain

06.Taste Of Sin

07.Thrash Polar

08.Darkness And Light

09.Tale Of Years

10.Lonely Voices

 

メンバーは

テッド・バーガー(Ted Burger,g,vo)

ジャック・ボラッタ(Jack Bielata,vo)

グラハム・トンプソン(Graham Thomson,b,vo)

ヴィニー・フォンタネッタ(Vinnie Fontanetta,key,vo)

スティーヴ・マイケル(Steve Michael,ds)

です。

プロデュースはセルフです。

ゼロ・コーポレーションからの発売です。

 

ウィズアウト・ウォーニングは1990年にニューヨークで『Little Sister』という名で結成されました。1992年にグラハム・トンプソンの加入と共にバンド名を『ウィズアウト・ウォーニング』に変更しました。

その年に6曲入りのデモを制作し売り込みますが、レコード会社はグランジブームもあって無視します。

それでも彼らは1993年に10曲入りのアルバムを完成させ、日本のゼロ・コーポレーションとの契約を成立させます。

 

ドリーム・シアターのフォロアーという謳い文句でしたが、聴いてみるとそうでもありません。プログレというよりは素直なハードロックです。それもどちらかというとヨーロッパ寄りのハードロック・ヘヴィメタルです。

ハスキーヴォイスのジャックはなかなかのヴォーカリストです。ラストの「Lonely Voices」などはしんみりと聴かせてくれます。

 

このアルバムはおそらく1回聴いたきりか、はたまた聴かなかった可能性もあります。自分の好み、嗜好というものは、時間と共に変化するものもあります。このアルバムなどは、買った当時は気に入らなかったのでしょう。ところが今聴いてみるとこれがなかなかいいのです。自分の耳程あてにならないものはありませんね。痛感します。これは儲けものでした。これだからやめられません。

 

この後、ウィズアウト・ウォーニングは2枚ほどアルバムを発表して、1999年に解散しました。

 

 


WITHOUT WARNING / TASTE OF SIN


WITHOUT WARNING -Rain


WITHOUT WARNING -No Guarantees


WITHOUT WARNING- Lonely Voices

 

それでは今日はこの辺で。