毎日のように届くAmazonからのメールにザ・バーズ(The Byrds)の8枚組CDが発売されたとのお知らせがありました。
またしても未発表音源が発売されたのか、と思って値段も3300円と8枚組にしてはお手頃だったので、たいして調べもせずに(といっても輸入盤のため詳細は載っていません)即購入ボタンを押しました。
2日後、早々に到着しました。
タイトルは『The Byrds On A Wing Volume 1』です。
The Byrds On A Wing Volume 1 (8CD)
- アーティスト: The Byrds And The Flying Burrito Brothers
- 出版社/メーカー: Sound Stage
- 発売日: 2018/11/30
- メディア: CD
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中身はとんだ食わせ物でした。よく確認して買わなかった私がいけないのですが。
DISC 1は2014年に発売になった『Avalon Ballroom, San Francisco, November 2, 1968』です。クラレンス・ホワイト(Clarence White)、ジーン・パーソンズ(Gene Parsons)、ジョン・ヨーク(John York)加入後のライヴ音源です。既に購入済みです。
DISC 2とDISC 3はフライング・バリット・ブラザース(Flying Burrito Brothers)で『Live at the Palomino, North Hollywood, June 8th 1969』です。グラム・パーソンズ(Gram Parsons)が在籍していた頃の貴重なライヴ音源です。音質は悪いですが。これも購入済みです。
DISC 4は2016年に発売されたデヴィッド・クロスビー(David Crosby)の『David & The Dorks: 1970 Matrix Broadcast』です。ジェリー・ガルシア(Jerry Garcia)を含むグレイトフル・デッド(Grateful Dead)のメンバーとのライヴ音源です。これは未購入でした。よかった。
DISC 5はロジャー・マッギン(Roger McGuinn)で2017年発売の『Live in New York: Eight Miles High』です。1974年のバーズがオリジナルメンバーで再結成した後再び解散した後のライヴ音源です。これも未購入でした。ホッ。
DISC 6はマッギン、クラーク&ヒルマン(McGuinn, Clark & Hillman)で2016年発売の『Armadillo World Headquarters, Austin, TX 1979』です。バーズの主要メンバー3人が集まって出来たバンドでした。これも未購入でした。ホッ。
DISC 7とDISC 8はジーン・クラーク(Gene Clark)で2015年発売の『Live at the Rocking Horse Saloon, Hartford Connecticut, January 13th 1985』です。これは購入済みです。
結局、8枚中5枚は既に購入していたCDでした。3枚のプライベート盤を3300円で購入したようなものです。1枚当たり1100円、高い買い物でした。それでもボックス入りだし、24ページのライナーノーツ付きだから良しとしましょう。これらのCDを聴きたくなった時にいちいち探さなくてもすぐ見つかるでしょうから便利でしょう、などと自分に言い聞かせて納得させています。
このような失敗はこれまでにも散々しているのですが、何度も繰り返します。今回も他のサイト(disk unionなど)を調べればわかったはずなのですが、後悔先に立たず、です。しかし、こんな苦い経験もすぐに忘れて同じ過ちを繰り返すのはミエミエです。
デジタルリマスターとなっていますが、ちょっと聴いたところ、音質が良くなっているとは思えませんでした。それでもバーズ・マニアで既発のものを持っていない方は買って損はないでしょう。
Mr. Tambourine Man The Byrds HD {Stereo}
Flying Burrito Brothers - Christine's Tune
The Flying Burrito Brothers - Hot Burrito #1
The Flying Burrito Brothers "The Dark End of the Street"
Gene Clark - For A Spanish Guitar
それでは今日はこの辺で。