今日の「聴き比べ」は堀内孝雄の『遥かな轍』です。
堀内孝雄さんをもう1曲。
『愛しき日々』に続き、日本テレビの年末時代劇スペシャル『田原坂』の主題歌です。1987年になります。里見浩太朗の西郷隆盛です。この曲も小椋佳さんとのコンビです。
秋吉久美子さん演じるイトが上野の銅像を見上げるラストシーンで「これは違う・・」みたいなことをつぶやいたのが印象的でした。
翌年からは主題歌担当がさだまさしさんになりました。
遥かな轍
作詞:小椋佳
作曲:堀内孝雄
こうとしか 生きようのない人生がある
いつかお前が したのまぶたに
涙浮かべて 熱く語った
あの日二人の にぎりこぶしも
想い映して 汗ばんでいた
心の中に それぞれの
聞きわけの悪い わらべ心さわぎ
重なり合わぬ 虹 飛んでいた
逢えばお前は 今も変わらず
燃えるまなざし 投げつけてくる
その眼の中で 愚かしく
いとおしむように 夢抱きしめなおす
自分に何故か 歓んでいる
こうとしか 生きようのない人生がある
せめて消えない 轍を残そうか
男の中の 蒼くさい
狂おしい夢が 激しく 駆けぬけて
遥かな轍 描き込んでいる
こうとしか 生きようのない人生がある
せめて消えない 轍を残そうか
小椋佳さんです、と思ったのですが、映像がありませんでした。すみません。
代わりにテレビの映像を。
それでは今日はこの辺で。