以前紹介しました『ヴァージニア・ウルフ』のヴォーカリスト、クリス・ウィーズイ(Chris Ousey,vo)がゲイリー・シャープらと1990年に結成したバンドが『ハートランド』です。その後、セカンドアルバムリリース後、ゲイリー・シャープが抜け、代わりにスティーブ・モリス(Steve Morris,g,b,key)が加入して現在に至っています。
その彼らの通算6枚目のアルバムが『When Angels Call』です。1999年のリリースです。
この時のメンバーは
クリス・ウィーズイ(Chris Ousey,vo)
スティーブ・モリス(Steve Morris,g,b,key)
です。
01.Carrie Ann
02.Knife Edge
03.Never Never Land
04.Wide Open
05.Indian Ground
06.Try Me
07.Keeping The Faith Alive
08.One Night
09.Voodoo Eyes
10.When Angels Call
11.Carved In Stone
12.Make It Tonight
13.I Count The Days
14.Only Time Will Tell
この前後のアルバムもそれぞれいいのですが、あえてこのアルバムを選んだ理由は、このアルバムが全編アコースティックを導入しているところ、それも過去のアルバムからのリメイクと『ヴァージニア・ウルフ』からも選曲されているところが面白いということでしょうか。
01がファースト『Hertland』から。04,05,06,07がセカンド『Wide Open』から。09,10がサードアルバム『 HertlandⅢ』から。13が『Miracles By Design』から。そして02,08,12が「ヴァージニア・ウルフ」時代の曲。さらに新曲が03,11,14という構成になっています。
クリス・ウィーズイのヴォーカルは地味ですが味わいがあります。全編メロディアスですがヴォーカルが優しくて聴きやすいです。スティーブ・モリスのギターもむせび泣くようでピッタリです。
クリス・ウィーズイは同時進行で「ポーカーフェイス(Pokerface)」のケニー・ケイオスと組んで『The Distance』なるバンドでも活動しています。これもまたメロハーです。
それぞれ1997年と1999年です。クリス・ウィーズイのヴォーカルはメロハーによく似あいます。
このアルバムの映像が見つかりません。オリジナル曲で。
the distance something my heart has to take
それでは今日はこの辺で。