Flying Skynyrdのブログ

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この人の、この1枚 『ブラック&ブルー(Black 'n Blue)/Black 'n Blue』

今日の「懐かしのヘヴィメタ・シリーズ(懐メタ)」はブラック&ブルー(Black 'n Blue)です。

 

1981年、オレゴン州ポートアイランドでの結成です。

メンバーは

ジェイミー・セント・ジェイムス(Jamie St. James,vo)

トミー・セイヤ(Thomas Thayer,g)

パトリック・ヤング(Patrick Young,b)

バリー・ペンダーグラス(Barry Pendergrass,g)

ピート・ホルムズ(Pete Holmes,ds)

でした。

デビュー前にバリー・ペンダーグラスが脱退し、代わりにジェフ・ワーナー(Jef "Woop"Warner,g)が加入します。

 

1984年、ゲフィンレコードからデビューアルバム『Black 'n Blue』がリリースされます。

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Black N' Blue

Black N' Blue

 

 

Side A

1.The Strong Will Rock

2.School of Hard Knocks

3.Autoblast

4.Hold on to 18

5.Wicked Bitch

 

Side B

1.Action

2.Show Me the Night

3.One for the Money

4.I'm the King

5.Chains Around Heaven

 

プロデュースはスコーピオンズでおなじみのディーター・ダークス(Dieter Dierks)です。

B-1はアクションのカバーです。

このプロデューサーのせいなのか、それまでのLAメタルとはちょっと違って、メロディアスな曲もあり、ややヨーロッパの風味を感じさせます。

アルバムチャートは129位でしたが、シングルの「Hold On to 18」は50位のヒットで、彼らの代表曲になりました。

 

翌年、セカンドアルバムWithout Loveをリリース。

 

明らかに路線が変更されました。ポップロックです。プロデューサーはブルース・フェアバーンに替わっています。

 

次はキッスのジーン・シモンズにプロデュースを変えて、サードアルバムと4枚目のアルバムをリリースします。Nasty Nasty『In Heart』です。

   

 

原点回帰を狙ったようなアルバムでしたが、前作との中間路線のような中途半端感は拭えず、勢いは失われました。

もはや、時代はメタルを必要とはしていませんでした。

 

日本でもかなり人気があったように記憶していますが、あの頃のブームに乗ったバンドの一つだったのでしょう。個人的にはLAメタルの中でも気に入ったバンドでした。特にこのファーストは好きでした。

 

そして、1989年バンドは解散しました。トミー・セイヤーはその後キッスのリード・ギタリストになりました。

 

その後彼らは何度か再会し、演奏しています。

 


Black 'N Blue - Hold On To 18 (1984, Enhanced)


Black 'N Blue - School Of Hard Knocks


Black 'n Blue-Show Me the Night


Black 'n Blue - Action

 

それでは今日はこの辺で。