今日の「この人の、この1枚」はストーリーヴィル(Storyville)の『A Piece Of Your Soul』です。
以前、スティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)のバック・バンド、ダブル・トラブル(Double Trouble)のことを書きました。
今回はそのダブル・トラブルのクリス・レイトン(Chris Layton)とトミー・シャーノン(Tommy Shannon)がチャーリー・セクストン(Carlie Sexton)のアーク・エンジェルス(Arc Angels)を辞めた後、1993年に結成したストーリーヴィルのアルバムです。
ストーリーヴィルはデヴィッド・グリサム(David Grissom,g)、それにマーヴェリクス(The Marverics)やジョー・エリー(Joe Ely)らと活動していたデヴィッド・リー・ホルト(David Lee Holt,g)、そしてクレイグ・ロスに変わって加入したマルフォード・ミリガン(Malford Milligan,vo)のメンバー構成でした。
アルバム『A Piece Of Your Soul』は1996年にリリースされた、正確には彼らのセカンド・アルバムですが、メジャーからのデビューアルバムです。
01.Bitter Rain
02.Good Day For The Blues
03.Blindside
04.Don't Make Me Cry
05.What Passes For Love
06.Solid Ground
07.A PIece Of Your Soul
08.Cynical
09.Luck Runs Out
10.Can't Go There Any More
11.Share That Smile
メンバーは
Bass – Tommy Shannon
Drums, Percussion - Chris Layton
Guitar, Backing Vocals - David Grissom,
Guitar, Backing Vocals - David Holt
Vocals - Malford Milligan
プロデュースは David Z.です。
南部のブルースンソウルと言った感じの軽めロックです。悪くはありません。好みの問題でしょうが、マルフォード・ミリガンのヴォーカルが若干食い足りません。
ストーリーヴィルはこの後、1998年に『Dog Years』をリリースして一旦解散します。このアルバムではボニー・レイットやドン・ウォズが参加しています。
ダブル・トラブルはこの後、以前紹介したオリジナル・アルバムを発表します。
ストーリーヴィルは2006年になっ再結成しライヴアルバムを発表しました。
What Passes For Love Studio by Storyville
それでは今日はこの辺で。