昨夜、またしても訃報が入りました。俳優の千葉真一さんです。コロナ感染です。82歳でした。
千葉真一さんといえば、古い話ですが、私にとってはヒーローでした。テレビドラマの『新・七色仮面』、『アラーの使者』、大きくなってからは『キイハンター』でのアクションと共演の野際陽子さんとの結婚が思い出されます。また『仁義なき戦い 広島死闘編』、『戦国自衛隊』など多くの映画で楽しませてもらいました。
日本のアクション・スターの草分けでした。
慎んでご冥福をお祈りします。合掌。
さて、今日の「聴き比べ」は梓みちよの『メランコリー』です。
昨年亡くなった梓みちよさんが「こんにちは赤ちゃん」の呪縛から脱皮して、「二人でお酒を」で見事カムバックし、続いてヒットしたのがこの『メランコリー』でした。
この曲は吉田拓郎と喜多條忠のコンビで作られました。拓郎さんらしい曲です。1976年のヒット曲でした。
メランコリー
作詞:喜多條忠
作曲:吉田拓郎
緑のインクで手紙を書けば
それはサヨナラの合図になると誰かが言ってた
女はおろかでかわいくて
恋にすべてを賭けられるのに
秋だというのに恋もできない
メランコリーメランコリー
それでも乃木坂あたりでは
私はいい女なんだってね
腕から時計をはずすように
男とさよならできるんだって
淋しい 淋しいもんだね
人の言葉をしゃべれる鳥が
昔のひとの名前を呼んだにくらしいわね
男はどこかへ旅立てば
それでなんとか絵になるけれど
秋だというのに旅もできない
メランコリーメランコリー
それでも乃木坂あたりでは
私はいい女なんだってね
恋人つれてるあの人に
平気で挨拶しているなんて
淋しい 淋しいもんだね
吉田拓郎さんがセルフカバーしました。
梓みちよさんの在りし日の姿。
メランコリー 梓みちよBest 1976年 「昭和51年」作詞 喜多条忠 ・作曲 吉田拓郎 編曲 荻田光雄
もう生では聴けません。
それでは今日はこの辺で。