1980年の雅夢のデビュー曲にして、最大のヒット曲です。
雅夢は三浦和人と中川敏一のフォーク・デュオです。1980年にこの曲でヤマハ・ポピュラーソング・コンテストで優秀曲賞を受賞しました。その後、シングル発売で翌年にかけて売れました。デュオはその後、この曲以上のヒット曲には恵まれず、1984年に解散。三浦和人はソロ活動を継続しています。
作詞:三浦和人
作曲:三浦和人
窓ガラス流れ落ちてゆく雨を
細い指先でなぞってみる
くもりとかしてすべる指先に
伝わる冷たさ心にしみる
忘れ去られた部屋の片隅
貴方の影今もゆれてる
愛はかげろうつかの間の命
激しいまでに燃やし続けて
別れはいつも背中合わせに
人の心をゆらして
別れ言葉を口にする貴方は
いつもとちがってやさしすぎた
はき出すタバコの煙の影が
教えてくれた偽り言葉と
あつくいだかれた日々を
倖せと言えばかなしい
愛はかげろうさめきった愛の
過ぎ去る後に残るものは
いつも女の乾いた涙
さまよい歩く迷い子
愛はかげろうつかの間の命
激しいまでに燃やし続けて
別れはいつも背中合わせに
人の心をゆらして
白羽玲子という人がカバーしています。この人、なんとあの沢村忠の娘さんです。沢村忠と言っても知っている人は少なくなったかもしれません。私たちの世代ではキックボクシングの王者で知らない人はいないくらいでした。真空飛び膝蹴りです。今、どうしているのでしょう。
中森明菜も歌っています。
それでは今日はこの辺で。