昨日、ワンちゃんこと犬塚弘さんが亡くなったとの報道がありました。94歳でした。
犬塚さんはご存じの通りクレージーキャッツのメンバーでウッドベース奏者でした。俳優としてもとぼけた味を出して楽しませてもらいました。
これでクレージーキャッツのメンバー全員が亡くなりました。クレージーキャッツは完全に消滅しました。残念です。先日は財津一郎さんも亡くなり、昭和のコメディアンが次々と旅立っていきます。
小学校の頃からクレージーキャッツに夢中でした。テレビの『おとなの漫画』『シャボン玉ホリデー』、クレージー映画も夢中で観ました。それに『スーダラ節』『五万節』『ドント節』『ハイそれまでョ』などの数々のヒット曲。笑い転げながら聴いていました。
途中からバンドとしての出演は見なくなりましたが、それぞれ俳優として活躍していました。犬塚弘さんも多くの映画やテレビドラマにも出演していました。『男はつらいよ』は今でも再放送していますので時々見かけます。
1993年にハナ肇さんが亡くなり、その後次々とメンバーが亡くなりました。石橋エータローさん、安田伸さん、植木等さん、谷啓さん、桜井センリさん、そしてこの度の犬塚弘さん。寂しい限りです。
1970年代にはテレビはクレージーからドリフターズに変わりました。そしてそのドリフも今では加藤茶さんと高木ブーさんを残すのみとなりました。時代は進んでいきます。
改めて犬塚弘さん、並びにクレージーキャッツのメンバーのご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
それでは今日はこの辺で。