Flying Skynyrdのブログ

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『レッドウォールズ(The Redwalls)』 60年代ロックの再来

今日はレッドウォールズを紹介します。これもほぼ衝動買いなのですが、気に入ったので続いてもう1枚買いました。

初めに買ったのがファーストで『Universal Blues』というアルバムです。

1曲目のイントロを聴いて、「あれっ、ビートルズ?」と、思ってしまいました。それほど60年代イギリスの音を思い出させる曲でした。その後も出てくる曲みんな、「あっ、誰かに似てる」と思わせるような曲が続きます。てっきりイギリスのバンドかと思いましたが、これがシカゴ近辺のバンドだということがわかりましたが、意外でした。ずっと聴いていくとイギリスのバンドだけじゃなく60年代のアメリカのロックを感じさせる曲などもあります。ZZ Topの曲などもカバーしていますから。中にはボブ・ディランそっくりの曲もあります(盗作じゃないかと思わせるほど)。発売年は2003年です。先日紹介した記事『90年以降のイギリスのロックシーン』の中のいくつかのバンドに同じような傾向がありました。アメリカのバンドの中にもこのようなバンドがいたんですね。この時代の一つのムーヴメントだったのでしょうか。

lynyrdburitto.hatenablog.comこのアルバムの最後の曲はフォークロック調の素晴らしい曲です。

メンバーはローガン(Logan Baren,g,vo)とジャスティン(Justin Baren,b,vo)のバレン兄弟とアンドリュー・ランガー(Andrew Langer,g)、ジョーダン・コゼール(Jordan Kozer,ds)です。

気をよくして続けて2ndアルバムを買いました。『De Nova』2005年発表です。

前作に引き続き60年代サウンド爆発ですが、ややオリジナリティも出てきました。ギターのフレーズといい、ハーモニーといい60年代を思わせます。私などはこういうサウンドを聴くと妙に落ち着きます。軽快なロックンロールバンドといったところでしょうか。もちろんメロディアスな曲も健在です。日本盤のみのボーナストラックはいいです。ヴォーカルが私の好みに合っているようです。それにしても日本盤はCCCDです。どうしてこういうことをするのでしょうか。

この後2007年に『The Redwalls』というアルバムを出しているようですが、残念ながら今のところ見つかりません。見つけたら買います。

 この後は、活動休止なのか解散したのかわかりません。

単純に60年代回帰ではなく現代風味を施しているところがいいんですね。

とにかく3枚目を早く見つけたいもんです。

 

それでは今日はこの辺で。