今日の「この人の、この1枚」はジェスロ・タル(Jethro Tull)の『Nothing Is Easy: Live at the Isle of Wight 1970』です。
ジェスロ・タルもまたCD時代になって、過去のアルバムがボーナストラック付きで再発され、さらにはスペシャル・エディションが2枚組あるいは3枚組(DVD付き)で発売されました。『Aqualung』に至ってはDVD2枚の4枚組まで発売されました。途中まで頑張ってついていきましたが、金が続きませんでした。
そんなジェスロ・タルですが、CD時代になって、多くの未発表ライヴ盤も数多く出されました。その一つが『Nothing Is Easy: Live at the Isle of Wight 1970』です。
1970年に開催された「ワイト島フェスティバル」の模様です。この時の様子はレコードやビデオで、さらにCD時代になっても一部紹介されていましたが、ジェスロ・タルだけを取り上げたCDは初めてでした。この中の1曲だけはアルバム『Message to Love: Isle of Wight Festival』に収録されていました。
1.My Sunday Feeling
2.My God
3.With You There to Help Me
4.To Cry You a Song
5.Bourée
6.Dharma for One
7.Nothing Is Easy
8.We Used to Know / For a Thousand Mothers
メンバーは
イアン・アンダーソン(Ian Anderson - g, flute, vo)
グレン・コーニック(Glenn Cornick - b)
クライヴ・バンカー(Clive Bunker - ds)
マーティン・バレ(Martin Barre - g)
ジョン・エヴァン(John Evan - key)
プロデュースはイアン・アンダーソンです。
この時のジェスロ・タルの演奏は素晴らしかったです。イアン・アンダーソンの鬼気迫るフルートとヴォーカルが凄いです。
この時の様子勿論DVDでも見れます。現在は「CD+DVD」という形で発売されているようです。
このフェスティバの模様はアーティスト別でも発売されていますが、その中でもジェスロ・タルは他のアーティストに比較しても全く見劣りしません。イアン・アンダーソンはやはり鬼人です。
Jethro Tull - My Sunday Feeling (Nothing Is Easy - Live At The Isle Of Wight 1970)
Jethro Tull - My God (Nothing Is Easy - Live At The Isle Of Wight 1970)
Jethro Tull - Bourée [Isle Of Wight Festival]
Jethro Tull - Nothing Is Easy (Nothing Is Easy - Live At The Isle Of Wight 1970)
それでは今日はこの辺で。