Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

このひとの、この1枚 ラリー・カールトン(Larry Carlton)の『Singing/Playing』

ブック・オフで購入の中古レコードの続きです。

 

今日はラリー・カールトン(Larry Carlton)『Singing/Playing』です。

このレコードのリリースは1973年でした。日本での発売は1974年でした。当時レコード屋さんでこのジャケットを見るたび買おうかどうか迷ったのですが、貧乏学生の私は他にたくさん欲しいレコードがあったので、ここまで手が回らず見送りました。そのうちに私の中からこのレコードは消えていきました。

それが50年ぶりに私の目の前に現れました。国内盤で470円です。あの当時この値段だったら買っていたのに、と笑ってしまいました。

 

ラリー・カールトンは1948年、の生まれで、ご存じジャズ・ロックのバンドクルセイダーズ(The Crusaders)のメンバーであり、その他セッション・ギタリストとしても有名で、多くのミュージシャンのアルバムに参加していました。同時にソロ・アルバムも出しており、この『Singing/Playng』は彼の2枚目のアルバムになります。ブルー・サム・レコードから唯一のアルバムです。

 

彼の出発点はC&Wで、次いでロック、そしてジャズへと移っていきました。このアルバムではポップス、ジャズ、ロックなどバラエティに富んだアルバムになっています。そして彼のヴォーカルも聴けるのです。

バックにはジョー・オズボーン、ジム・ゴードン、ロン・タット、ジョー・サンプル、マイケル・オマーティンなど名うてのミュージシャンが顔を揃えています。

ちなみにこのレコードはCD化されています。

 

ラリー・カールトングラミー賞を4度も受賞し、日本のB’Zなどとの競演もあり、現在もバリバリ活躍しています。

 

   

 

Larry Carlton – Singing / Playing

 

Side A

1.Easy Evil

2.I Cry Mercy

3.One More Chance

4.With Respect To Coltrane

Side B

1.American Family

2.Wavin' And Smilin'

3.Captain, Captain

4.Free Way

 

Bass – Joe Osborn, Larry Carlton, Max Bennett, Reinie Press, Wilton Felder

Drums – "Stix" Hooper, Jim Gordon, John Guerin, Ron Tutt

Electric Piano – Joe Sample, Michael Omartian

Guitar – Larry Carlton

Organ – Michael Omartian

Percussion – Alan Estes, Larry Carlton, Michael Mills (曲: A1)

Piano – Michael Omartian

Synthesizer – Michael Omartian

Vibraphone – Larry Carlton

Vocals – Larry Carlton

Producer – John Guess, Larry Carlton

 

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

やっぱりレコードですね。

 

それでは今日はこの辺で。