今日の「聴き比べ」は倍賞千恵子の『下町の太陽』です。
この歌は1963年の映画『下町の太陽』の主題歌です。映画の監督は山田洋次で、この時から山田映画には倍賞千恵子さんが欠かせない存在になり、『男はつらいよ』のさくら役は代表作にもなりました。
映画『下町の太陽』は東京の下町を舞台にした青春歌謡映画です。共演は勝呂誉でした。倍賞さんの歌唱力は抜群で、抒情歌を歌わせたら右に出るものもいません。私も大好きです。
下町の太陽
作詞:横井 弘
作曲:江口 浩司
下町の空に かがやく太陽は
よろこびと 悲しみ写す ガラス窓
心のいたむ その朝は
足音しみる 橋の上
あゝ太陽に 呼びかける
下町の恋を 育てた太陽は
縁日に 二人で分けた 丸いあめ
口さえきけず 別れては
祭りの午後の なつかしく
あゝ太陽に 涙ぐむ
下町の屋根を 温(ぬく)める太陽は
貧しくも 笑顔を消さぬ 母の顔
悩みを夢を うちあけて
路地にも幸(さち)の くるように
あゝ太陽と 今日もまた
紅白歌合戦で。
映画の予告編
水森かおりです。
天童よしみです。
元AKBの岩佐美咲です。
それでは今日はこの辺で。