Flying Skynyrdのブログ

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60年代から70年初頭にかけてのブリティッシュ・インヴェイジョン 私の好きなアルバム

今日は60年代のイギリスのロックバンドの中で私の好きなアルバムを何枚か紹介したいと思います。例によって枚数は制限しません。コメントも極力少なくします。

本当はキンクス(The Kinks)とレイ・デイヴィス(Ray Davies)先生について書こうと思ったのですが、キンクスについては諸先輩方がこれまでにもたくさんの記事を書いておられるし、また彼らのキャリアの長さからいってとても1記事では収まりそうもありません。いくつか分けるという方法も考えましたが、それならばいっそのことキンクスと同時代に活躍した連中(ビートルズは除きます)の中から自分の好きなレコードを紹介したほうがいいかなという結論に達した次第です。

前置きはさておき、早速始めましょう。

 

ザ・キンクス(The Kinks)

まずは大好きなキンクスから。選ぶのが大変ですが60年代に限ればということで。

すみません。多くなりすぎました。PYE時代のほとんどが入ってしまいました。ファーストはご存じ「ユー・リアリー・ゴット・ミー」収録。ヴァン・ヘイレンの方が有名だったりして。その他のアルバムも「サニー・アフタヌーン」「ヴィレッジ・グリーン」「エンド・オブ・ザ・デイ」など名曲は数え切れません。キンキーサウンド爆発です。RCA時代からは『マスウェル・ヒルビリー』のみ。RCA時代はちょっと低迷します。

そういえば、レイ・デイヴィス先生の10年ぶりのニューアルバムが4月に発売されたそうです。それも先日、記事で紹介したジェイホークスが参加しているというではないですか。早速入手しないといけません。(リンクの仕方覚えましたので早速使ってみました)

lynyrdburitto.hatenablog.com

 キンクスとレイ・デイヴィス先生の自伝

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ローリング・ストーンズ(Rolling Stones)

こちらも書き出したらきりがありませんが、心を鬼にして選択します。

  

 キンクスもそうなんですが、60年代中ごろまではアメリカ盤とイギリス盤はジャケットも違うし中の曲も微妙に違っていたりして紛らわしいのです。日本盤になるとまた違ったりして厄介です。マニアにとってはそれがまたいいんでしょうけど、貧乏人にはたまったもんじゃありません(笑)。ストーンズは『アフター・マス』以降が好きです。

 

ザ・フー(The Who)

 キンクスストーンズと並んで3大バンドのフーです。

     

結局、70年代初頭まで全部選んでしまいました。中でも『Who's Next』が最高ですね。フーは上の二つに比べると、比較的アルバム数が少ないです。モントレーウッドストックでのステージが強烈でした。ピート・タウンゼントがギターをぶっ壊すシーンは忘れられませんね。オリジナルメンバーのうちジョンとキースが亡くなっています。

 

ジ・アニマルズ(The Animals)

エリック・バードン、アラン・プライス在籍。一時期ポリスのアンディ―・サマーズも在籍していました。

 2枚組のベスト盤です。未発表曲も入っています。代表曲は網羅されています。これはCDです。レコードは古いベスト盤がありますが曲が少ないのでこちらがお勧めです。

 

ザ・スペンサー・デイヴス・グループ(The Spencer Davis Group)

ティーヴとマフのウィンウッド兄弟が在籍。

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 何といっても「ギミー・サム・ラヴィン」。2000年以降、未発表音源が続々発表されました。嬉しいことです。

 

スモール・フェイセス(Small Faces)

ティーヴ・マリオット、ロニー・レーン、ケニー・ジョーンズ、イアン・マクラガン在籍。スティーヴがハンブル・パイ結成で脱退、替わりにロッド・スチュワートが入ってフェイセスになります。

 

フェイセス(Faces)

そのフェイセス。ジェフ・ベック・グループにいたロッドが加入。

 このころ(1971年以降)はもうブリティッシュ・ロックと言っていたような気がしますが。

 

ハンブル・パイ(Humble Pie)

かたやハンブル・パイ。ピーター・フランプトンが加入します。

何といっても2枚組ライブですね。これもブリティッシュ・ロックですね。

 

ザ・ヤードバーズ(The Yardbirds)

ご存じクラプトン~ベック~ペイジへと受け継がれたバンド。

 映画『欲望』の中でのヤードバーズの演奏シーンがいいですね。ベックとペイジでした。クリームについては「ブルースロックの名手たち」で記載済みなので省きます。

lynyrdburitto.hatenablog.com

 

ジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)

1期、2期とあります。

 1期はロッド・スチュワートロン・ウッド、ニッキー・ホプキンス、トニー・ニューマン。2期はボブ・テンチ、マックス・ミドルトン、クライヴ・チャーマン、コージー・パウエル

この後、ベック・ボガード&アピスになりますが、73年ですので割愛します。

 

ザ・デイヴ・クラーク・ファイヴ  (The Dave Clark Five)

何といっても「ビコーズ」。CDで出ていないのでこれを。ベスト盤です。

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古いなあ!

 

ザ・ホリーズ(Hollies)

バディ・ホリーから名前をとったホリーズ。グラハム・ナッシュ在籍。CDでは出ていないので、これを。ベスト盤です。

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「バス・ストップ」ですか。

 

ザ・サーチャーズ (The Searchers)

 ひょっとして、ビートルズと同等かそれ以上だったかも。そういう時期がありました。

 ベスト盤です。

 

ゼム(Them)

ヴァン・モリソンのバンド.。はじめの頃はジミー・ペイジなどもレコーディングに参加しています。ヴァン・モリソンは2枚目で脱退。

 ファーストです。

 

ドノヴァン(Donvan)

イギリスのボブ・ディラン

 

 

テン・イヤーズ・アフター(Ten Years After)               

早弾きアルビン・リーのバンド。

 

ウッドストックでのアルビン・リーのプレイで人気が出たのかもしれません。

 

パラマウンツ(Paramounts)

プロコル・ハルムの前身です。CDは無さそうなので、レコードで。

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ザ・シャドウズ(The Shadows)

クリフ・リチャードのバックバンドでしたが単独でも凄い。ビートルズ以前のイギリスで一番偉大なバンドじゃないでしょうか。シングルのB面とEP盤から集めた変なレコード。ハンク・マーヴィンはまだ生きてます。

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ピンク・フロイド(Pink Floyd)

まだサイケ時代のフロイド。

 

マンフレッド・マン(Manfred Mann)

ベスト盤で。ジャック・ブルースも在籍していました。クラウス・ヴァウマンもいました。マンフレッド・マンズ・アースバンドは1972年以降なので割愛します。ベスト盤で。

Mann Made Hits

 

ジョージィ・フェイム(Georgie Fame)

オルガン弾き。映画『俺たちに明日はない』の「バラッド・オブ・ボニー・アンド・クライド」がヒット。他に「イエ・イエ」

On the Right Track: Beat, Ballad and Blues 1964-1971

 

 

ザ・プリティ・シングス(The Pretty Things)

これを忘れちゃいけません。

   

 

なんだかんだで22組にもなってしまいました。でも、何か抜けているような気がします。フェイセスとかジェフ・ベック・グループ、ハンブル・パイはちょっと新しかったかもしれません。

 機会があったら上記アーティストを個別に取りあげて書いてみたいと思います。

 

それではこの辺で。