Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 『花様年華』 を観る

今日のキネ旬シアターでの鑑賞は『花様年華』です。 監督:ウォン・カーウァイ 主演:トニー・レオン マギー・チャン 香港・フランス制作 2001年 日本公開 映画の舞台は1962年の香港です。新聞社に勤めるチャウ(トニー・レオン)はアパートに妻と共…

『ヴァージニア・ウルフ(Virginia Wolf)』なんて忘れてた!

今日のレコード棚探しの得物はこれでした。 先日、ブラック・カントリーの記事のときに、ジェイソン・ボーナムのことを書きながら、「あれ、この人どこのグループにいたんだったかな?」となかなか思い出せませんでした。 lynyrdburitto.hatenablog.comそし…

『ヴァンデンバーグ(Vandenberg)』と『マニック・エデン(Manic Eden)』

眠れるレコード・CDを探す旅、今回見つけたのは『マニック・エデン』です。 これを買った経緯は憶えていません。たぶんジャケットを見ての衝動買いだったのでしょう。と、思ったのですが、今回CDの中のメンバークレジットを見て、驚きました。なんとエイドリ…

『カトリーヌ・ドヌーヴ』と『ミシェル・ルグラン』

昨日、私も読者になっている igelnina さんの記事を拝見して、この映画の魅力をズバリ表現されていて、大変感激しました。 kleinenina.hatenablog.com 私も『シェルブールの雨傘』はとても好きな映画で、カトリーヌ・ドヌーヴの美しさとミッシェル・ルグラン…

『アーク・エンジェルス(Arc Angels) 』と『チャーリー・セクストン(Charlie Sexton)』

眠ったCD叩き起こし作戦の続きです。 『アーク・エンジェルス』。同名グループの同タイトルのアルバムです。 このCDを買った理由を思い出しました。チャーリー・セクストンです。昔、1980年代の中ごろだったと思いますが、天才少年ギタリスト登場とか言…

レコードジャケット、お気に入り 第10弾

レコードジャケットのシリーズもいよいよ10回目になりました。今回も前回に引き続き、今では忘れ去られてしまったアーティストや未だ登場していないアーティストを載せてみようと思います。例によってボケ写真と帯での醜さはご容赦願います。 それではいき…

早すぎたのか?『ジーノ(Zeno)』の苦悩と復活

先日、『フェア・ウォーニングの子供たち』という記事を書きました。最後に、子供たちを書いたら、親父のことも書かないわけにはいかないかな、みたいなことを書きましたので今日は調子に乗ってその親父について少し書いてみようと思います。 lynyrdburitto.…

『ジェット(JET)』 幻のオーストラリアン・ロック!

今回はオースとラリアで絶大な人気を誇るバンド、ジェットです。これも70年代の匂いがプンプンします。それでもサウンドは今風でカッコいいです。なぜかこういうバンドには食指が動いてしまいます。年のせいでしょうか。 メンバーはニック・セスター(Nicho…

『オーディオスレイヴ(Audioslave)』 アメリカン・ハード健在なり

今日はオーディオスレイヴです。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(RATM)のトム・モレロ(Tom Morello,g)とティム・コマ―フォード(Tim Commerford,b)、ブラッド・ウィルク(Brad Wilk,ds)の3人とサウンドガーデンのクリス・コーネル(Chris Cornell,vo)の4…

『デッドストリング・ブラザース(Deadstring Brothers)』 ごきげんロックンロールバンド見っけ!

今回は久しぶりに生きのいいロックンロールバンドを見つけましたので書いてみたいと思います。残念ながら1枚しか買っていないので、このアルバムに限ってということになりますがご容赦願います。 アルバムは『Silver Mountain』です。2007年発表の彼ら…

『ハードライン(Hardline)』と『ニール・ショーン(Neal Schon)』

眠っているレコード・CD発掘作業、今日見つけたのは『ハードライン』でした。 これは、はっきりと購入動機も憶えています。ニール・ショーンがジャーニーを解散し、バッド・イングリッシュ(Bad English)もあっさり辞めて、これからどうするの?という時に、…

『ハーフ・ウェイ・ホーム(Half Way Home)』を再聴

最近、レコードジャケットの記事を書いたりするのにレコード・CD棚を整理しているのですが、その際に色々と見かけないCDを発見したりします。これから時々それらの中から、今聴いたら結構いける、というものを少しずつ紹介していきたいと思います。もったい…

映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観る

今日のキネ旬シアターは『わたしは、ダニエル・ブレイク』です。 監督:ケン・ローチ 主演:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ イギリス作品、2016年公開 第69回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞 イギリスの社会・福祉政策への痛烈な批判を…

レコードジャケット、お気に入り 第9弾

久しぶりのレコードジャケットシリーズ。はや9回目になります。 今日は最近ではとんと見かけなくなったアーティストや、今まで出て来なかったたアーティストを載せて見ようと思います。例によって写真のボケと邪魔な帯はお許しください。それでは。 いきな…

『レッドウォールズ(The Redwalls)』 60年代ロックの再来

今日はレッドウォールズを紹介します。これもほぼ衝動買いなのですが、気に入ったので続いてもう1枚買いました。 初めに買ったのがファーストで『Universal Blues』というアルバムです。 1曲目のイントロを聴いて、「あれっ、ビートルズ?」と、思ってしま…

『ジェリーフィッシュ(Jellyfish) 』 良質なポップ・ロック

ジェリーフィッシュ、サンフランシスコ出身のパワー・ポップバンドであります。 パワー・ポップという言葉はウィキペディアによると「ザ・フーのピート・タウンゼントが自分たちのサウンドスタイルをそう呼ぶようになったのが発端であると言われている。それ…

『ブーベの恋人』 に再会

先日、CS放送の番組表を見ていたら『ブーベの恋人』の放映予定があることがわかりました。早速録画予約して観ました。約40数年ぶりの再会です。 監督:ルイジ・コメンチーニ 主演:クラウディア・カルディナーレ ジョージ・チャキリス 音楽:カルロ・ル…

『ブルース・ピルズ(Blues Pills)』 これは凄い!

2年程前に購入した『ブルース・ピルズ』ですが、今でも飽きずに聴き続けています。これは文句なく凄いです。 ジャケットからしてサイケデリックですが、なんと2011年結成で2014年アルバムデビューのまだ新人?です。スウェーデン、アメリカ、フラン…

『フェア・ウォーニング(Fair Warning)』の子供たち

日本では大人気ですが、本国ドイツではそれほどでもなく、アメリカに至ってはほとんど売れていない『フェア・ウォーニング』。メロディアス・ハードの代表選手です。叙情的なメロディーとハードな演奏が日本人に合っているのでしょう。 そのフェア・ウォーニ…

『ヒル・カントリー・レビュー(Hill Country Revue)』を聴く

またまた衝動買いで凄いバンドを発見しました。『Make A Move/Hill Country Revue』です。 ジャケット裏にも何のクレジットの記載がなかったので、ほぼジャケ買いです。2009年のリリースです。 帰って、ライナーノーツを読んで(あまりよくわかりません…

ブリティッシュ・ハード・ロックの正統派 『ザ・クワイアーボーイズ(The Quireboys)』

今日は 玄 様の記事に触発されて『クワイアーボーイズ』を取り上げてみます。クワイアーボーイズはどちらかというとヘヴィメタにジャンル分けされていることが多いですが、私はブリティッシュ・ハード・ロックの正統派だと思っています(ジャンル分けという…

「お礼」 と 『沈黙ーサイレンス』を観る

昨日は「100記事達成記念日」にたくさんの方にアクセスいただき、1日のアクセス数は過去最高となりました。特に「100記事達成」にはたくさんのスターを頂き最多スター賞を塗り替えてしまいました。それとたくさんの心温まる励ましのコメント、さらに…

遂に100記事達成! 感謝、感謝!!

本日、遂にこの記事をもって100記事を達成です。全く偶然にもちょうど100日目です。1日1記事のペースで書いてきたことになります(1日ゼロだったり2記事だったりしました)。こんなに続くとは自分でも信じられないくらいです。 こうして100記事…

ブルースロックの後継者たち 80年代以降 ⑥ ジェフ・ヒーリー(Jeff Healey)

ブルースロック第6弾はジェフ・ヒーリーです。1966年のカナダ生まれです。1歳の時ガンで失明します。それでも3歳からギターを習い、17歳でバンドを結成したといいますから凄いです。彼はギターを膝の上に置いて、上からフィンガーボードを押さえる…

ブルースロックの後継者たち 80年代以降 ⑤ ケニー・ウェイン・シェパード(Kenny Wayne Shepherd)とザ・ライズ(The Rides)

ブルースロックの第5弾です。ケニー・ウェイン・シェパードです。1977年生まれで、彼もまた先日のジョー・ボナマッサと同じく子供のころからスティーヴィー・レイ・ヴォーンにあこがれギターを始めました。こうしてみるとSRVの影響力は凄いものがありま…

ブルースロックの後継者たち 80年代以降 ④ ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa)

「ブルースロックの後継者たち」の第4弾としてジョー・ボナマッサを取り上げます。 ボナマッサは4歳の時にスティーヴィー・レイ・ヴォーンを聴いてその虜になったといいますから驚きです。8歳の時にはB.B Kingに出会い、12歳の時には一緒にプレイしたと…

カントリーロックの後継者たち 80年代以降 ③ ウォークアバウツ

ウォークアバウツ(The Walkabouts) 80年以降のカントリーロック、3回目です。 日本では全くと言っていいほど人気のない、というか知られていないウォークアバウツというバンドです。どういうきっかけでこのバンドを知ったのかもう記憶にありませんが、も…

60年代から70年初頭にかけてのブリティッシュ・インヴェイジョン 私の好きなアルバム

今日は60年代のイギリスのロックバンドの中で私の好きなアルバムを何枚か紹介したいと思います。例によって枚数は制限しません。コメントも極力少なくします。 本当はキンクス(The Kinks)とレイ・デイヴィス(Ray Davies)先生について書こうと思ったのです…

映画『スノーデン』を観る

今日のキネ旬シアターは『スノーデン』でした。 監督:オリバー・ストーン 主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット 2017年1月公開 アメリカ オリバー・ストーンは『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』の大統領3部作や『ドアーズ』など話題作を作り続けてい…

レコードジャケット、お気に入り 第8弾

久しぶりに気に入っているレコードジャケットや面白いジャケット、遂に8回目になります。 まずはアトランタ・リズム・セクション 犬をもう一丁。スティーブ・ミラーにもいたベン・シドラン。それとRossington Collins Band。レーナード・スキナードの生き残…