Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

ウェストコーストロック

皆に愛されたよ! 『ウォーレン・ジヴォン(Warren Zevon)/Warren Zevon』

1976年、当時雨後の筍のようにシンガーソングライターのデビュー盤が発売されていました。その中で際立っていたのがウォーレン・ジヴォン(Warren Zevon)でした。 正確に言うと、デビュー盤ではなく彼の場合は2枚目のアルバムでした。ファーストアルバム…

日本人ですか? 『ローニン(Ronin)/浪人(Ronin)』

何やら訳の分からないバンド名『ローニン(Ronin)』は1970年代の中ごろからは引っ張りだこになったギタリストのワディ・ワクテル(Waddy Wachtel,g,vo)とこれまた人気セッションミュージシャンのダン・ダグモア(Dan Dugmore,g,steel)、それに同じくセッシ…

ヒット・チャートの常連客 『スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)』

ローラ・ニーロの記事を書いていたら、久しぶりにスリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)の名前を思い出しました。 スリー・ドッグ・ナイトはダニー・ハットン(Danny Hutton,vo)、チャック・ネグロン(Chuck Negron,vo)、コリー・ウェルズ(Corry Wells,vo)…

この人の、この1枚 『ママス&パパス(The Mama's & The Papa's)/If You Can Believe Your Eyes and Ears』

「夢のカリフォルニア」で有名なママス&パパス(The Mama's & The Papa's)です。 ママス&パパスは(ママ)キャス・エリオット(Cass Eliott,vo)が所属していたフォークグループ「ビッグ・スリー」とデニー・ドハーティ(Denny Doherty,vo)や後にラヴィン・スプ…

この人の、この1枚 『ストーングラウンド(Stoneground)/Family Albam』

アメリカ西海岸のバンド『ストーングラウンド(Stoneground)』は当初は3人でスタートしました。ティム・バーンズ(Tim Barnes,g,vo)、マイケル・マウ(Mochael Mau,ds)、ルーサー・ビルド(Luther Bildt,vo,g)の3人です。間もなくそこにジョー・ブレイクリー(J…

無名なことで有名だった『サンズ・オブ・チャンプリン(Sons Of Champlin)』

1960年代から70年代にかけて、シスコサウンドを牽引してきた『Sons Of Champlin』ですが、地元西海岸を除いては意外と知られていませんでした。 ただし、地元サンフランシスコではグレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレーン、クイックシルバ…

『ジョー・ママ(Jo Mama)』を忘れてはいけません

先日、アティテューズ(Attitudes)の記事を書きながら、あれっ、ひょっとしてジョー・ママ(Jo Mama)はかいたっけ、と思い見直してみると、書いていませんでした。ショック!。ダニー・クーチのことを書いて、ジョー・ママを書いていなかったなんて、間抜けな…

この人の、この1枚 『メイソン・プロフィット(Mason Proffit)/Wanted』

メイソン・プロフィット(Mason Proffit)などと言っても、今このバンドを憶えている人はほとんどいないのではないかと思えるくらい最近では名前を聞きません。 もっとも当時でも日本盤は1枚も発売されなかったのではないでしょうか。 メイソン・プロフィット…

この人の、この1枚 『ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)/Nils Lofgren』

ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)といえば、有名なところではブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンド(E Streat Band)でしょうか。いやいや、ニール・ヤングのアルバムやクレイジー・ホースのアルバムに参加していた頃でしょうか。それともグ…

この人の、この1枚 『アンドリュー・ゴールド(Andrew Gold)/Andrew Gold』

アンドリュー・ゴールド(Andrew Gold)は1951年にカリフォルニア州バーバンクで生まれました。 父親のアーネスト・ゴールドは作曲家で1960年の映画『栄光への脱出』でアカデミー賞を受賞しました。母親は歌手で多くの女優の吹き替えをしていました。 …

この人の、この1枚 『キングフィッシュ(Kingfish)/Kingfish』

キングフィッシュ(Kingfish)はグレイトフル・デッドのギタリスト兼ヴォーカリストのボブ・ウェア(Bob Weir)が参加したことで有名になりますが、結成はもっと古く、1973年のサンフランシスコに遡ります。 マシュー・ケリー(Matthew Kelly,g,harp,vo)がグ…

『ジェイムス・ギャング(James Gang)』とジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)

アメリカのハードロック・バンド『ジェイムス・ギャング(James Gang)』の結成は古く、1966年オハイオ州クリーブランドで結成されました。メンバーチェンジが激しく、1969年のファーストアルバム『Yer' Album』をリリースしたときには、ジョー・ウォ…

この人の、この1枚 『ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)/Jo Jo Gunne』

1971年、スピリット(Spirit)を脱退したジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson,vo,key)とマーク・アンデス(Mark Andes,b,vo)はマシュー・アンデス(Mattew Andes,g,vo)とカーリー・スミス(Curley Smith,ds,vo)を誘ってジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)を結成…

爽やかポップ・ロック『ザ・レンブランツ(The Rembrandts)』

たまには爽やかなポップスを聴きたくなることがあります。そういう時にふと手が出るのが『ザ・レンブランツ(The Rembrandts)』です。ビートルズを思わせるメロディーまで聴かせます。 レンブランツはダニーワイルド(Danny Wilde,vo,ag,key,b)とフィル・ソレ…

その後のスティーヴ・ミラー(Steve Miller)

もう随分前になりますが、スティーヴ・ミラー(Steve Miller)のブルース・ロック時代の記事を若干書きましたが、それ以後についてはまだ書けていませんでした。 lynyrdburitto.hatenablog.com スティーヴ・ミラーは新譜が発売になるたびに購入する私のフェヴ…

この人の、この1枚 『マナサス(Manassas)/スティーヴン・スティルス/マナサス(Stephen Stills Manassas)』

スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)については何度か触れていますので、今日はアルバム『マナサス(Manassas)』に限って書いてみたいと思います。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.hatenablog.com スティーヴン・スティルスはバッファロー…

この人の、この1枚 『ニッティー・グリッティ―・ダート・バンド(The Nitty Gritty Dirt Band)/星条旗よ永遠なれ(Stars & Stripes Forever) 』

『ニッティー・グリッティ―・ダート・バンド(NGDB)』はザ・バーズ、フライング・バリット・ブラザースなどと並んでカントリーロック界を代表するバンドです。 ですがNGDBはこれらのバンドとはかなり趣が違っています。バーズやFBBはどちらかというとフォーク…

『リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)』 70年代は

私の好きな女性ヴォーカリストのベスト5に入るであろう『リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)』の70年代について書いてみたいと思います。 1946年にアリゾナ州ツーソンで生まれたリンダは音楽好きの両親に育てられ、14歳の頃には当時ブームにな…

アーサー・リー(Authur Lee)と『ラヴ(Love)/フォーエヴァー・チェインジズ(Forever Changes)』

今日取り上げるのは、ビートルズの『サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』やローリング・ストーンズの『べガーズ・バンケット』と並び称されるほどの傑作アルバム、『ラヴ』の『フォーエヴ…

この人の、この1枚 『イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)/イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)』

美しいジャケットで、名盤の誉れ高い『イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's A Beautiful Day)』のファーストアルバムです。 このバンドの結成は1967年です。1967年といえば、ウェストコースト、特にサンフランシスコでのフラワームーヴメントの盛…

ジェファーソンの分派 『ホット・ツナ(Hot Tuna)』

ジェファーソン・エアプレインの記事の中でも書かせてもらいましたが、ギターのヨーマ・コウコネン(Joma Kaukonen)とベースのジャック・キャサディ(Jack Casady)はジェファーソンの活動の傍らサイドプロジェクトとして、主にブルースを演奏する『ホット・ツ…

ジェファーソン エアプレインからスターシップ(Starship)へ ’70年代編

前回はジェファーソンの60年代までを書きました。今回は70年代のジェファーソンについて書いてみたいと思います。 1970年にメンバーのポール・カントナー(Paul Kantner)は自身のプロジェクトアルバム『Blows Against the Empire』を発表します。この…

『ジェファーソン・エアプレイン(Jeffeson Airplane)』 ’60年代編

デッドに引き続きジェファーソンでいってみたいと思います。 サイケデリック・ロックの創始者としてグレイトフル・デッドと並び称されたのが、サンフランシスコの大物バンド『ジェファーソン・エアプレイン』です。 ヒッピー文化とベトナム反戦を叫ぶフラワ…

『グレイトフル・デッド(Grateful Dead)』 ’70年代前半編

昨日の続きです。昨日のグレイトフル・デッド(以下、デッド)は’60年代まででした。今回は’70年代の前半までについて書いてみたいと思います。 『Live Dead』までのデッドはサイケデリック・バンドというイメージが強かったですが、1970年発表の『W…

『グレイトフル・デッド(Grateful Dead)』 ’60年代編

グレイトフル・デッド(以下、デッド)については書こう書こうと思いながらここまで来てしまいました。本来ならとっくに書いていなければいけなかったのですが、何をどう書いていいのか決まらずに、ジェファーソン・エアプレインやキンクス、ザ・フーなどの…

ウェストコーストロック最後のスーパー・グループ 『サウザー・ヒルマン・ヒューレイ・バンド(The Souther-Hillman-Furay Band)』

以前、若干ですが記事で触れた『サウザー・ヒルマン・ヒューレイ・バンド』のアルバムを取り上げてみます。 lynyrdburitto.hatenablog.com 『サウザー・ヒルマン・ヒューレイ・バンド(SHF)』は1973年、アサイラム・レコードのデヴィッド・ゲフィンが勢力…

この人の、この1枚 『ポコ(Poco)/カントリー・ロックの貴公子・ポコ誕生! (Pickin' Up The Pices)』

今日はウェストコーストロックを語るにはどうしても外せないバンド『ポコ』について書いてみたいと思います。ポコについては以前の記事で若干触れていますので参考までに載せておきます。 lynyrdburitto.hatenablog.com バッファロー・スプリングフィールド…

シスコサウンドの最高峰 『モビー・グレイプ(Moby Grape)』

1966年、ジェファーソン・エアプレインの初代ドラマーだったスキップ・スペンス(Skip Spence,vo,g)がドラム担当であることに不満でバンドを脱退し、放浪しているときにジェファーソンのマネージャーだったマシュー・カッツに新バンドの結成を促され、ス…

この人の、この1枚 『ファイアーフォール(Firefall)/ファイアーフォール(Firefall)』

1976年、イーグルスが『ホテル・カリフォルニア』を、ドゥービー・ブラザースが『ドゥービー・ストリート』をそれぞれリリースした年、ウェストコーストロックは全盛期を迎えたようで実は既に衰退の時期に入っていたのではないでしょうか。 ザ・バーズは…

『ジャニス・ジョプリン』 あるいは『ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニ―(Big Brother & The Holding Company)/チープ・スリル(Cheap Thrils)』

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 正月三が日、酒飲んでしっかり休養しました。 今年最初の記事はジャニス・ジョプリンにしました。といっても、ジャニスについてはとっくに書いていたものと勘違いしていました。調べたら…