ウェストコーストロック
今日の「聴き比べ」は『オール・ユア・ラヴ(All Your Love)』です。 この曲は私がブルース・ロックにのめり込むきっかけとなった曲の一つです。 原曲はオーティス・ラッシュ(Otis Rush)です。1958年にシングルでリリースされました。私がオーティスを聴…
今日の「聴き比べ」は『Death Don't Have No Mercy』です。 この曲のオリジナルは盲目のブルースマンであり牧師のレヴァランド・ゲイリー・デイビス(Rev. Gary Davis)です。伝説のブルースマンです。ブルースのブームが訪れる1960年代までは極貧の生活で…
今日の「聴き比べ」はイーグルス(Eagles)の『テイク・イット・トゥ・ザ・リミット (Take It to the Limit)』です。 この曲はイーグルスでも珍しくランディ・マイズナー(Randy Meisner)が曲を作り、リードボーカルを執った曲です。しかもシングルカットされて…
今日の「聴き比べ」は『ミー・アンド・ボビー・マギー(Me and Bobby McGee)』です。 作ったのはクリス・クリストファーソン(Kris Kristofferson)とフレッド・フォスター(Fred L Foster)です。ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)によって知られました。 クリ…
今日の「聴き比べ」は『ローン・ミー・ア・ダイム(Loan Me A Dime)』です。 この曲は1969年のボズ・スキャッグスの2枚目のソロアルバム『Boz Scaggs』に収録された、ロング・スロー・マイナー・ブルースです。 このレコードが日本で発売されたのはだい…
今日の「聴き比べ」は『ライク・ア・ハリケーン(Like A Hurricane)』です。 ニール・ヤング(Neil Young)、屈指の名曲です。 アルバムでは1977年の『American Stars'n Bars』に収録されましたが、私がこの曲を初めて聴いたのは、アルバムが出る前の197…
今日の「聴き比べ」は『アイ・ビリーヴ・イン・ユー(I Believe In You)』です。 この曲はニール・ヤング(Neil Young)の1970年の3枚目のソロアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』に収録された曲です。しっとりとしたラヴ…
今日の「聴き比べ」は『ウィ・アー・オール・アローン(We′re All Alone)』です。 この曲はボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)の6枚目のアルバム『シルク・ディグリーズ(Silk Degrees)』に収められた曲です。ボズ・スキャッグスは元は旧友のスティーヴ・ミラー…
ニール・ヤング(Neil Young)の今のところの最新作を遅ればせながら入手しました。 クレージー・ホース(Crazy Horse)との久しぶりの競演となります。アルバム名は『Colorado』です。 01.Think Of Me 02.She Showed Me Love 03.Olden Days 04.Help Me Lose My …
今日の「聴き比べ」は『ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート(Dark End Of The Street)』です。 これは私の大好きな曲で、バラードの名曲中の名曲です。オリジナルはジェイムス・カー(James Carr)で1967年のアルバム『You Got My Mind Messed Up』に収…
Amazonのまとめ買い、今日到着したのはニール・ヤング(Neil Young)のアーカイヴ・シリーズの最新作、『Tuscaloosa』です。 これは、1973年2月5日、アラバマ州タスカルーサ市のアラバマ大学でのライブ音源です。1972年の『ハーヴェスト』を経て、ラ…
今日の「聴き比べ」は『Jesus Is Just Alright』です。 この曲はてっきりザ・バーズ(The Byrds)のオリジナルかと思っていましたが、実は違っていました。 1966年にArthur Reid Reynoldsという人が書いたゴスペルソングで、自身のバンド、ジ・アート・レ…
もう随分前に注文していたスティーヴン・スティルス&マナサス(Stephen Stills & Manassas)の1973年のライブ盤が到着しました。注文したのも忘れていました。 マナサスについては以前にも書きました。1970年、スティルスはCSN&Y解散の後、ソロを経て…
今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan)とザ・バーズ(The Byrds)の聴き比べです。 1965年、フォークロックというものがアメリカで完全に認知されるようになったきっかけは、何といってもボブ・ディランの『ミスター・タンブリンマン(Mr Tambouri…
イーグルス(Eagles)のTV/FM用のライヴ音源が一挙に7枚組CDボックスとして、2017年に発売されました。しばらく迷っていましたが買ってしまいました。 これらの音源はこれまでも単発で発売されていたものもあり、それらの評判は音質が悪いということで…
今日の「懐かしのヘヴィメタ・シリーズ(懐メタ)」はモントローズ(Montrose)です。 しかし、このモントローズがデビューした頃はまだヘヴィメタルなどという言葉はなかったはずです。まさにヘヴィメタの元祖とでもいうようなバンドです。 結成は1973年の…
カナダのミュージシャン達によるニール・ヤング(Neil Young)に捧げるアルバムが1994年にリリースされました。カナダの大先輩にあたるニールに対して敬意を表したものかもしれません。 当時、ほとんどが知らないミュージシャンでした。知っていたのは5組…
ポコ(Poco)の新旧のライヴ盤を入手しました。旧の方は1971年のライヴ。新の方は新と言っても2004年ですからそんなに新しくはありません。しかし両者の間には30年以上の間隔があります。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.hatenablog.co…
イーグルス(Eagles)の非正規のライヴ盤は音質が良くないとの評判で買うのを躊躇っていました。その中でも、まあまあ聴けるという評判のプライべート盤がありましたので試しに買ってみました。踏み切った理由はメンバーにまだバーニー・リードン(Bernie Leado…
またしてもクイックシルバー・メッセンジャー・サーヴィス(Quicksilver Messenger Service) のボックス・セットに手を出してしまいました。 一昨年も5枚組ボックス・セット『Live Across America 1967-1977』を購入して後悔したばかりなのに、懲りずに買っ…
カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ(Country Joe & The Fish)が1970年に解散した後、カントリー・ジョー・マクドナルドはソロ活動を始めました。一方リードギタリストのバリー・メルトン(Barry Melton)もソロアルバムを発表するなど音楽活動を続けまし…
スティーヴ・ミラーやボズ・スキャッグスとの交流で知られたベン・シドラン(Ben Sidran)です。 ベン・シドランは1943年、ウィスコンシン州のラシーンで育ちました。ウィスコンシン大学に進学し、スティーヴ・ミラーやボズ・スキャッグスと知り合い、The …
アメリカのシンガー・ソングライター 、ダン・フォーゲルバーグ(Dan Fogelberg)は1951年、イリノイ州ピオリアの出身で、両親は共に音楽家。小さい時から音楽に親しみ、クラシック・ピアノを習っていました。やがてポピュラー音楽にも興味を持ち、高校時…
アメリカ西海岸の女性シンガー・ソングライター、カーラ・ボノフ(Karla Bonoff)は1951年、南カリフォルニアサンタモニカで生まれました。両親ともユダヤ人で、小さい頃から音楽に親しんでいました。 1968年頃、当時ストーン・ポニーズで活躍していた…
多くのミュージシャンに愛されながらも、1997年、45歳の若さで亡くなったニコレット・ラーソン(Nicolette Larson)。誰もが彼女の死を悼みました。 ニコレットは1952年、モンタナ州ヘレナで生まれ、カンザスシティで育ちました。1975年頃から歌…
ローワン・ブラザース(Rowan Brothers)はクリスとロリンの兄弟が1970年代 の初め頃にサンフランシスコでデュオとして活動を始めたのがスタートでした。その頃グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアに認められ、デッドのライブに出演させてもらいデビ…
リンダ・ロンシュタッド(Lind Ronstadt)がストーン・ポニーズ(Stone Poneys)から独立し、ソロになって最初に付いたバックバンドがスワンプウォーター(Swampwater)でした。 その時のメンバーは ギブ・ギルボー(Gib Guilbeau,vo,g,fiddle) ジョン・べランド(Jo…
マイク・フィニガン(Mike Finnigan)の名前を初めて見たのはジミ・ヘンドリックスのアルバム『Electric Ladyland』だったでしょうか。アディショナル・ミュージシャンとしてトラフィックのスティーヴ・ウィンウッドやクリス・ウッド、それからアル・クーパー…
サンフランシスコの最高峰バンド、モビー・グレイプ(Moby Grape)が1969年に解散してから7年後、嬉しいニュースが入ってきました。 lynyrdburitto.hatenablog.com モビー・グレイプの中心メンバー、ジェリー・ミラー(Jerry Miller,g,vo)とボブ・モズレー…
先日、カントリーロックの『カントリーロックの軌跡』と名をうってコンピレーション・アルバムを紹介していたところ、クラレンス・ホワイト(Clarence White)の名が出て来ました。そう言えば、と思いバーズが解散して、彼が亡くなるまでの間に残したアルバム…