Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

ウェストコーストロック

この人の、この1枚『パブロ・クルーズ(Pablo Cruise)/絆(Lifeline)』

今日の「この人の、この1枚」はパブロ・クルーズ(Pablo Cruise)の『絆(Lifeline)』です。 パブロ・クルーズは1973年にサンフランシスコで結成されたバンドです。メンバーはストーングラウンド(Stoneground)の元メンバー、デヴィッド・ジェンキンス(Davi…

この人の、この1枚 『ロギンス & メッシーナ(Roggins & Messina)/フィナーレ(Finale)』

今日の「この人の、この1枚」はロギンス & メッシーナ(Roggins & Messina)の『フィナーレ(Finale)』です。 このアルバムはロギンス & メッシーナ(以下、ロギメナ)の8枚目のアルバムにして最後のアルバムになります。しかも2枚組のライヴアルバムとなり…

この人の、この1枚 『ジェリー・ガルシア(Gerry Garcia)/リフレクションズ(Reflections)』

今日の「この人の、この1枚」はジェリー・ガルシア(Gerry Garcia)のソロ・アルバム『リフレクションズ(Reflections)』です。 ジェリー・ガルシアのソロ名義となるアルバムは意外と少なく全部で4枚で、この『リフレクションズ』は3枚目になります。リリー…

この人の、この1枚 『サンダース・ガルシア・カーン・ヴィット/ライヴ・アット・キーストン』

今日の「この人の、この1枚」はサンダース(Merl Sanders)・ガルシア(Jerry Garcia)・カーン(John Kahn)・ヴィット(Bill Vitt)による『ライヴ・アット・キーストン(Live at Keystone)』です。 グレイトフル・デッド(Grateful Dead、以下デッド)の親分である…

この人の、この1枚 『ジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)/サンダー・アイランド(ThUnder Island) 』

今日の「この人の、この1枚」はジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)の『サンダー・アイランド(ThUnder Island) 』です。 ジェイ・ファーガソンはスピリット(Spirit)、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gun)を経てソロになりました。 lynyrdburitto.hatenablog.com ly…

この人の、この1枚 『ジーン・パーソンズ(Gene Parsons)/Kindling』

今日の「この人の、この1枚」はジーン・パーソンズ(Gene Parsons)のファーストアルバム『Kindling』です。 ジーン・パーソンズはザ・バーズ(The Byrds)の解散時のメンバーでした。それ以前はクラレンス・ホワイト(Clarence White)やギブ・ギルボウ(Gib Guil…

この人の、この1枚 『ディラード&クラーク(Dillard & Clark)/Through the Morning, Through the Night』

今日の「この人の、この1枚」はディラード&クラーク(Dillard & Clark)の『Through the Morning, Through the Night』です。 ディラード&クラークはバーズ(The Byrds)を脱退したジーン・クラーク(Gene Clark)とディラーズ(The Dillards)を脱退したダグ・デ…

この人の、この1枚 『コールド・ブラッド(Cold Blood)/Lydia Pense And Cold Blood』

今日の「この人の、この1枚」はコールド・ブラッド(Cold Blood)の事実上のラスト・アルバム『Lydia Pense And Cold Blood』です。 私などはコールド・ブラッドについては1973年公開の映画『フィルモア最后のコンサート』でその存在を知ったぐらいで、当…

この人の、この1枚 『クリス・ヒルマン(Chris Hillman)/スリッピン・アウェイ(Slippin' Away)』

今日の「この人の、この1枚」はクリス・ヒルマン(Chris Hillman)の『スリッピン・アウェイ(Slippin' Away)』です。 クリス・ヒルマンと言えばご存じの通り、バーズ(The Byrds)~フライング・ブリトー・ブラザーズ(The Flying Burrito Brothers)~マナサス(Ma…

聴き比べ『マイティ・クイン(The Mighty Quinn)』

今日の聴き比べはボブ・ディラン(Bob Dylan)の『マイティ・クイン(Mighty Quinn(Quinn the Eskimo))』です。 この曲はボブ・ディランが人気絶好調だった1966年に彼が起こしたモーター・バイク事故によってしばらくの間隠遁生活を余儀なくされた時期に書…

聴き比べ『I Put a Spell on You』

今日の聴き比べは『I Put a Spell on You』です。 何とも薄気味悪い男、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス(Screamin 'Jay' Hawkins)によって書かれ、1956年に自身のアルバム『At Home With Screamin' Jay Hawkins』で発表しました。 私などは当然その頃…

聴き比べ『プラウド・メアリ(Proud Mary)』

今日の聴き比べは『プラウド・メアリ(Proud Mary)』です。 この曲はクリーデンス・クリアーウォータ・リヴァイヴァル(Creedence Clearwater Revival, 略称CCR)の1969年のヒット曲です。CCRにとっても最初のビルボードトップテン入りした曲です。最高…

聴き比べ『雨を見たかい(Have You Ever Seen the Rain?)』

今日の聴き比べは『雨を見たかい(Have You Ever Seen the Rain?)』です。 ご存じクリーデンス・クリアーウォター・リヴァイヴァル(Creedence Clearwater Revival, 略称CCR)の1971年のヒット曲です。6枚目のアルバム『ペンデュラム(Pendulum)』に収めら…

聴き比べ ニールとミュール『コルテス・ザ・キラー(Cortez the Killer)』

今日の「聴き比べ」は『コルテス・ザ・キラー(Cortez the Killer)』です。 この曲はニール・ヤング(Neil Young)の1975年のアルバム『ズマ(ZUMA)』に収められた曲です。 スペインからアメリカ大陸にやって来てアステカ帝国を滅ぼし、メキシコをスペインに…

聴き比べ CS&NとJA 『木の船(Wooden Ships)』

今日の「聴き比べ」は『木の船(Wooden Ships)』です。 この曲はデヴィッド・クロスビー(David Crosby)とスティーヴン・スティルス(Stephen Stills)、ポール・カントナー(Paul Kantner)が作った曲です。いわばクロスビー・スティルス&ナッシュ(Crosby Stills…

聴き比べ 『(Let's) Get Together』

今日の「聴き比べ」は『(Let's) Get Together』です。 この曲はジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)の1966年にリリースされたデビューアルバム『Jefferson Airplane Take Off』に収録されました。タイトルは「Let's Get Together」でした…

聴き比べ QMSとGP『Pride of Man』

今日の「聴き比べ」は『Pride of Man』です。 この曲はクイックシルバー・メッセンジャー・サービス(Quicksilver Messenger Service,QMS)の記念すべき1968年のファーストアルバム『Quicksilver Messenger Service』のオープニングを飾った曲です。いかに…

聴き比べ 『ディア・ミスター・ファンタジー(Dear Mr.Fantasy)』

今日の「聴き比べ」は『ディア・ミスター・ファンタジー(Dear Mr.Fantasy)』です。 トラフィック(Traffic)の1967年のデビューアルバム『Mr.Fantasy』の収録曲です。作曲はスティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)とクリス・ウッド(Chris Wood)で作詞が…

聴き比べ ストーンズとリンダ『ダイスをころがせ(Tumbling Dice)』

今日の「聴き比べ」は『ダイスをころがせ(Tumbling Dice)』です。 1972年にリリースされたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の2枚組のスタジオアルバム『メイン・ストリートのならず者(Exile on Main St.)』に収められた曲です。ストーンズの…

聴き比べ イーグルスとタニヤ『After The Thrill Is Gone』

今日の「聴き比べ」は『After The Thrill Is Gone』です。 1975年のイーグルス(Eagles)の4枚目のアルバム『呪われた夜(One of These Nights)』に収録された、比較的地味な曲ですが私の大好きな曲です。グレン・フレイ(Glenn Frey)とドン・ヘンリー(Don …

聴き比べ イーグルスとホリーズ『魔女のささやき(Witchy Woman)』

今日の「聴き比べ」は『魔女のささやき(Witchy Woman)』です。 この曲はイーグルス(Eagles)の初期の代表曲です。バーニー・リードン(Bernie Leadon)とドン・ヘンリー(DonHenley)による曲で、1972年のファースト・アルバム『Eagles』に収められ、ファース…

聴き比べ ニールとTrio『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』

今日の「聴き比べ」は『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』です。 「テル・ミー・ホワイ」に続き、もう1曲ニール・ヤング(Neil Young)のアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』からお付き合いを願います…

聴き比べ ニールとMSC『テル・ミー・ホワイ(Tell Me Why)』

今日の「聴き比べ」は『テル・ミー・ホワイ(Tell Me Why)』です。 この曲はニール・ヤング(Neil Young)のアルバムの中でも特に好きなアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ(After The Gold Rush)』のオープニングを飾る曲です。前作のエレクトリカルな…

聴き比べ ジョニ、CSN&Y、MSC『ウッドストック(Woodstock)』

今日の「聴き比べ」は『ウッドストック(Woodstock)』です。 この曲は1970年にジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)が当時の恋人、グラハム・ナッシュ(Graham Nash)に1969年の「ウッドストック・フェスティバル」に出演したときの話を基に作った曲です…

聴き比べ J.ブラウンとイーグルス『テイク・イット・イージー(Take It Easy)』

今日の「聴き比べ」は『テイク・イット・イージー(Take It Easy)』です。 この曲はイーグルス(Eagles)のデビュー曲であり、最初のヒット曲です。 作ったのはジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)とイーグルスのグレン・フレイ(Glenn Fray)です。ジャクソン…

聴き比べ FBBとバーズ『ファーザー・アロング(Farther Along)』

今日の「聴き比べ」は『ファーザー・アロング(Farther Along)』です。 この曲は元々はアメリカ南部のゴスペルソングだったようです。作者はいろいろな説があるようです。 1968年、ザ・バーズ(The Byrds)を辞めたグラム・パーソンズ(Gram Parsons,vo,g)と…

聴き比べ『As the Years Go Passing By』

今日の「聴き比べ」は『As the Years Go Passing By』です。 これまたブルースのスタンダードです。スロー・マイナー・ブルースの名曲です。 元はペパーミント・ハリス(Peppermint Harris)が作った曲でフェントン・ロビンソン(Fenton Robinson)が1959年…

聴き比べ『ロック・ミー・ベイビー(Rock Me Baby)』

今日の「聴き比べ」は『ロック・ミー・ベイビー(Rock Me Baby)』です。 この曲ほどカバーされた数の多いブルースナンバーはあまりないのではないでしょうか。 大元はリル・ソン・ジャクソン(Lil Son Jackson)の1951年の曲『Rockin 'and Rollin'』で、こ…

聴き比べ『カム・バック・ベイビー(Come Back Baby)』

今日の「聴き比べ」は『カム・バック・ベイビー(Come Back Baby)』です。 この曲の元歌はブルースマン、ウォルター・デイヴィス(Walter Davis)が1940年にレコーディングしたブルースです。 Come Back Baby by Walter Davis Oh, come back, baby, please …

聴き比べ『オール・ユア・ラヴ(All Your Love)』

今日の「聴き比べ」は『オール・ユア・ラヴ(All Your Love)』です。 この曲は私がブルース・ロックにのめり込むきっかけとなった曲の一つです。 原曲はオーティス・ラッシュ(Otis Rush)です。1958年にシングルでリリースされました。私がオーティスを聴…