Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

この人の、この1枚 『ファントム(Phantom)/Cyberchrist』

今日の「懐かしのヘヴィメタ・シリーズ(懐メタ)」はファントム(Phantom)です。 CD棚の奥深くから出て来ました。買った記憶もあまり定かではありません。 彼らについての詳しい内容もよくわかりませんが、解説によると1987年、ニューヨークでの結成です…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観る

昨日のキネ旬シアターは『ボヘミアン・ラプソディ』でした。 監督:ブライアン・シンガー 脚本・原案:アンソニー・マクカーテン 主演:ラミ・マレック、ルーシー・ボイトン、グイリム・リー 制作:2018年 イギリス、アメリカ 日本公開 2018年 なん…

映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』を観る

昨日のキネ旬シアターは『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』でした。 監督:ブレット・ヘイリー 主演:ニック・オファーマン、カーシー・クレモンズ 制作:2018年 アメリカ 2019年 日本公開 妻を亡くした父親と男手一つで育てた娘のお話です…

聴き比べ 早川と岡林『堕天使ロック』他

今日の「聴き比べ」は『堕天使ロック』です。 前回に引き続き早川義夫先生と岡林信康先生の対決です。 この曲はジャックスの解散後に発売されたアルバム『ジャックスの奇蹟』に収められた曲です。このアルバムはレコーディング中に解散してしまったため、そ…

聴き比べ 早川と岡林『ラブ・ジェネレーション』

今日の「聴き比べ」は『ラブ・ジェネレーション』です。 この曲は早川義夫率いるジャックスのデビューアルバム『ジャックスの世界』に収められた曲で早川先生の作詞・作曲です。 ジャックスは1966年の結成ですからだいぶ古いです。その後メンバーチェン…

聴き比べ ディラン・バンド・岡林『アイ・シャルビー・リリースト(I Shall Be Released)』

今日の聴き比べは『アイ・シャルビー・リリースト(I Shall Be Released)』です。 I Shall Be Released By Bob Dylan They say everything can be replaced, Yet every distance is not near. So I remember every face Of every man who put me here. I see …

聴き比べ 関西フォーク『カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド(Come to my bedside, my darlin' )』

今日の「聴き比べ」は『カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド(Come to my bedside, my darlin' )』です。 原曲は1965年のエリック・アンダーソン(Eric Andersen)のデビューアルバム『Today Is the Highway』に収録されていた曲です。 Come to my bedside, m…

映画『ガラスの城の約束』を観る

昨日のキネ旬シアターは『ガラスの城の約束』でした。 監督:デスティン・ダニエル・クレットン 原作:ジャネット・ウォールズ 主演:ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ 制作:2017年 アメリカ、2019年 日本公開 アメリカの人気…

聴き比べ 風船と岡林『まぼろしのつばさと共に』

今日の「聴き比べ」は『まぼろしのつばさと共に』です。 この歌は「五つの赤い風船」の曲ですが、私が彼らの曲の中で一番好きな曲です。 西岡先生絶好調でした。 まぼろしのつばさと共に 作詞・作曲:西岡たかし 今でもぼくは 思い出すのさ あの頃の事 あの…

聴き比べ ディランと岡林『戦争の親玉(Masters of War)』

今日の「聴き比べ」は『戦争の親玉(Masters of War)』です。 この曲はご存じの通り、1963年発表のボブ・ディラン(Bob Dylan)のセカンドアルバム『The Freewheelin' Bob Dylan』に収録されている曲です。 Masters of War Music by Bob Dylan Come you mas…

映画『新聞記者』を観る

先日のキネ旬シアターは『新聞記者』でした。 監督:藤井道人 原案:望月衣塑子 主演:シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、田中哲司 制作:2019年 日本 この映画は東京新聞の社会部記者である望月衣塑子のノンフィクションを原案として映画化したもの…

聴き比べ『腰まで泥まみれ(Waist Deep in the Big Muddy)』

今日の「聴き比べ」は『腰まで泥まみれ(Waist Deep in the Big Muddy)』です。 この曲は1966年にアメリカのフォークシンガー、ピート・シーガー(Pete Seeger)が書いた曲です。 ピート・シーガーと言えば「花はどこへ行った(Where Have All the Flowers G…

聴き比べ 中川と高石『受験生ブルース』~『主婦のブルース』

今日の「聴き比べ」は『受験生ブルース』です。 またしても高石友也先生登場です。1968年に大ヒットしました。当時はフォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」が大流行で、この「受験生ブルース」がラジオから流れてきた時には、「帰って来たヨ…

見事な一発屋『マッシュマッカ―ン(Mashmakhan)』

色々と昔のことを思い出していたら、マッシュマッカーン(Mashmakhan)のことを思い出しました。 1970年から71年にかけて日本で大ヒットを飛ばしたバンドです。このバンドのことなど、世の中の人は忘れているだろうと思い、念のためにネット検索をしてみ…

ブラジリアン・メタルの先駆け『ヴァイパー(Viper)』

もう随分前になりますが、アングラ(Angra)の記事を書きました。ところがそのアングラのヴォーカリスト、アンドレ・マトスが以前に在籍していたヴァイパー(Viper)については書いていないことに気付きました。順番が逆になってしまいました。なにしろその場の…

「歴史」への目覚め 『竜馬がゆく』

小・中学時代、特に「歴史」という教科に興味のある少年ではありませんでした。もっとも小・中学時代は「社会」という教科の中の歴史でしたが。 小学時代にも家族が観ている歴史物のドラマなどは観ていましたが、特別面白くて見ていたわけでもなく、なんとな…

この人の、この1枚 『竹内まりや/REQUEST』

1980年頃のデビュー当時の竹内まりやの透き通るような声に惹かれ、「ドリーム・オブ・ユー」や「不思議なピーチパイ」などのドーナツ盤を買ったりしていました。だからといって彼女のコアなファンでもありませんでした。 それからしばらく彼女の名前も聴…

フランスの妖精『シルヴィ・バルタン(Sylvie Vartan)』

またまた1970年のことになります。以前も書きましたが、この頃が洋楽、特に映画音楽、ポップスなどの全盛期でした。ラジオからはひっきりなしにポップスが流れてきます。 そんな中で女性歌手と言えば、イタリアのジリオラ・ティンクエッティ、イギリスの…

ブラジリアン・メタル『ウィザーズ(Wizards)』

例によってCD棚を探していると、ウィザーズ(Wizards)なるバンドのCDが2枚も出て来ました。思い出しました。ブラジルのメタルバンド、「アングラ(Angra)」の子分的なバンドです。「ヴァイパー、アングラに続く秘宝・・・」と帯に書かれては買うしかなか…

これホラー? 小説『アンダー・ユア・ベッド』を読む

ブックオフで何気なく本を物色していると『アンダー・ユア・ベッド』というタイトルの小説が目に入りました。作者は大石圭という作家です。この作家の小説は読んだことはありません。しかも出版社が角川書店の『角川ホラー文庫』です。ホラー物は滅多に読み…

ザ・サベージから「ルビーの指環」へ 『寺尾 聡』

グループサウンズの時代、フォークロック的なバンドで人気を博したザ・サベージに寺尾 聡は在籍していました。 サベージはグループサウンズと言ってもカレッジ・ポップスのバンドのような感じでした。確かテレビ番組の「勝ち抜きエレキ合戦」で優勝したと思…

アメリカン・プログレッシヴ・メタルの大御所たち

今までにもアメリカン・プログレッシヴ・メタルのバンドを幾つか書いてきましたが、肝心なビッグ・ネームたちを書いていませんでした。 ということで、ここで私が比較的気に入っているアメリカのプログレ・メタルのバンド、中でも大御所をまとめて紹介したい…

『ショッキング・ブルー(Shocking Blue)』を憶えていますか?

先日、1970年に大ヒットしたオリジナル・キャスト(The Original Caste)の ことについて書きましたが、同じ1970年に大ヒットを飛ばしたグループがあったことを思い出しました。 オランダ出身のグループ、ショッキング・ブルー(Shocking Blue)です。後…

ムード・アクションの最高傑作『赤いハンカチ』

またまたまた古~い映画で恐縮です。しかしながらこれを書かない訳にはいきません、ってちょっと大袈裟ですね。 日活のムード・アクションの中でも、いや裕次郎の映画の中でも最高傑作ではないかと勝手に思っている映画、それが『赤いハンカチ』です。裕次郎…

聴き比べ バリー・高石・RC『明日なき世界(Eve of Destruction)』

今日の「聴き比べ」は1965年に世界中でヒットしたバリー・マクガイア(Barry McGuire)が歌った『明日なき世界(Eve of Destruction)』という曲です。 この曲の作者はP.F.スローン(P. F. Sloan)というシンガー・ソングライターです。彼はこの曲や「孤独の…

映画『裸の十九歳』から学んだこと

映画には、その映画を観たことによって、大袈裟ではありますが善かれ悪しかれその後の人生に大きな影響を与える場合があります。 以前にも何度か書いたような気もしますが、私の場合もそれまでと映画の見方が変わったと思わせる映画がいくつかあります。ミケ…

聴き比べ 小椋と陽水『白い一日』~『少しは私に愛を下さい』

今日の「聴き比べ」は『白い一日』です。 この曲は小椋 佳作詞の曲ですが、私が最初に聴いたのは井上陽水バージョンでした。 井上陽水の1973年の3枚目のアルバム『氷の世界』に収められていた曲です。「心もよう」が聴きたくて、買ったアルバムです。 …

この人の、この1枚 『伊集加代/リヴィング・スキャット・エレガンス』

もう、随分と前になりますが、昔の映画音楽をまとめて聴きたくなり、随分とCDを探したのですが、新しい映画なども入っていたりして収録曲に満足できるようなものがありませんでした。 そういう中で伊集 加代という人のアルバムで『リヴィング・スキャット…

この人の、この1枚 『シャドウ・ギャラリー(Shadow Gallery)/Carved in Stone』

今日の「懐かしのヘヴィメタ・シリーズ(懐メタ)」は先に紹介した、マジェランと同じ「Magna Carta」レーベルからデビューしたアメリカン・プログレ・メタルバンド、シャドウ・ギャラリー(Shadow Gallery)です。 1984年、ペンシルベニア州で結成されまし…

聴き比べ『死んだ男の残したものは』

『死んだ男の残したものは』 作曲:武満 徹 作詞:谷川 俊太郎 死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった 死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども 他には何も残さなかった 着もの一枚…