日本のフォーク&ロック
先日、伯父が亡くなりました。享年100歳、満99歳。あと半年で満100歳でしたが、眠るように亡くなり大往生でした。伯父は医師で85歳まで公立病院の院長を務めました。多彩な趣味を持ち、クラシック音楽や文学などにも深い造詣を持っていました。よ…
今日の「聴き比べ」は『君に捧げるラブ・ソング』です。 この曲は岡林信康大先生の1979年の『街はステキなカーニバル』に収録された曲です。 街はステキなカーニバル アーティスト:岡林信康 ビクターエンタテインメント Amazon この曲は岡林先生がデビュ…
今日の「聴き比べ」は『白い傘』です。 この曲は高石友也先生のアルバム『想い出の赤いヤッケ 高石友也 フォーク・アルバム第1集』に収められた曲でした。 男の哀愁が漂った、まるでヤクザ映画を観ているようです。 白い傘 作詞・作曲 不詳 補作詩:青山 喬 …
今日の「聴き比べ」は『私は泣いています』です。 この曲は1974年のリリースで大ヒットしたりりィの曲です。 りりィはデビュー当時も謎めいたシンガー・ソングライターで、その声も直につぶれて出なくなるんじゃないかと心配するぐらいのハスキーヴォイ…
今日の「聴き比べ」は『バラ色の雲』です。 1967年、グループサウンズのヴィレッジ・シンガーズの最初のヒット曲です。彼らは1966年にデビューし、2枚のシングルを出しますが全く売れませんでした。次が売れなければ解散するという崖っぷちで、メン…
今日の「聴き比べ」は『愛のリメンバー』です。 「聴き比べ」といってもセルフです。 この曲は1967年の寺内タケシとバニーズの曲です。バニーズは1966年に寺内タケシがブルージーンズを一時抜けて結成したグループです。 メンバーには黒沢年男の弟、…
今日の「聴き比べ」は『すみれ色の涙』です。 この曲はどちらかというと岩崎宏美のヒット曲として知られているのではないでしょうか。しかし、元はジャッキー吉川とブルー・コメッツの曲でした。 1968年、シングル『こころの虹』のB面として発売されま…
今日の「聴き比べ」は『お父帰れや』です。 私がこの曲を知ったのは、岡林信康大先生のファーストアルバム『私を断罪せよ』でした。 まだまだ出稼ぎ労働というものがあった時代です。この曲を聴いただけで、東北地方の貧しい農家の姿が目に浮かぶようです。 …
今日の「聴き比べ」は70年代フォークの『池上線』です。 学生時代、深夜放送から流れてきたこの曲に、失恋したときの思い出が重なり、妙に引き付けられた思い出の曲です。 歌ったのは西島三重子。作曲も彼女で作詞は佐藤順英です。1976年のリリースで…
今日の「聴き比べ」は山崎ハコちゃんと北原ミレイさんの競演です。 ハコちゃんはライブではよく『ざんげの値打ちもない』を歌います。この曲は阿久悠作詞で、1970年の北原ミレイさんのデビュー曲です。 北原ミレイさんが当時歌った歌詞は次のようなもの…
今日の「聴き比べ」は『長い髪の少女』です。 この曲はザ・ゴールデン・カップスの最大のヒット曲です。グループサウンズ全盛時代の1967年『いとしのジザベル』でレコードデビューします。 当時のメンバーにはデイブ・平尾、マモル・マヌー、エディ・潘…
今日の「聴き比べ」は『情熱の花』です。 この曲の原曲はベートーヴェンの「エリーゼのために」です。それをアレンジしてカテリーナ・バレンテというイタリアの歌手が「PASSION FLOWER」としてヒットさせ、それをさらにアレンジして日本のザ・ピーナッツが1…
今日の「聴き比べ」は『ミー・アンド・ボビー・マギー(Me and Bobby McGee)』です。 作ったのはクリス・クリストファーソン(Kris Kristofferson)とフレッド・フォスター(Fred L Foster)です。ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)によって知られました。 クリ…
今日の「聴き比べ」は『ケメ子の歌』です。 1960年代後半、「帰って来たヨッパライ」や「受験生ブルース」など、いわゆるコミカルな歌がはやりだし、いろいろな曲が出て来ました。そのなかでもヒットしたのが「ケメ子の歌」でした。「ケメ子」というのは…
今日の「聴き比べ」は私の大好きな曲『この世の果てまで(The End of the World)』です。 この曲は1962年のヒット曲と言いますから、私が聴いたのはずっと立ってからのことです。このメロディがたまらなく好きです。 歌っていたのはスキータ・デイヴィス(…
記事を書いている途中で誤って投稿してしまったようです。失礼しました。改めて投稿します。 1年ぶりに山崎ハコちゃんのライブに行ってきました。場所は昨年と同じ亀戸文化センター・カメリアホールです。 朝から生憎の雪まじりの寒い一日でしたが頑張って…
昨日のキネ旬シアターは『NO SMOKING』でした。 監督:佐渡岳利 主演:細野晴臣 出演:ヴァン・ダイク・パークス、坂本龍一、高橋幸宏、マック・デマルコ他 ナレーション:星野源 製作:2019年 日本 デビュー50周年を迎えた細野晴臣先生の音楽活動を追…
今日の「聴き比べ」は『忘れないわ』です。 純粋な日本の歌です。作曲は三木たかし、作詩は山上路夫で、歌ったのがアメリカ人歌手、ペギー・マーチ(Peggy March)でした。たしか1968年頃のヒット曲だったように記憶しています。当時、何故かこの歌が耳に…
今日の聴き比べは前回の続きです。 『Just Another Honky』です。この曲はフェイセズ(Faces)の1973年の4枚目のアルバム『ウー・ラ・ラ(Ooh La La)』に収められた曲です。曲はロニー・レーン(Ronnie Lane)です。フェイセズのスタジオアルバムはこれが最…
今日の聴き比べはロッド・スチュワート(Rod Stewart)と浅川マキさんです。浅川マキさんはロッド・スチュワートがお気に入りだったようで、何曲かカバーしています。それも自身で訳詞して歌っていました。 本来なら「ガソリン・アレイ(Gasoline Alley)」を取…
今日の「聴き比べ」は『ホンキー・トンク・ウィメン(Honky Tonk Women)』です。 言わずと知れたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の名曲です。 1969年にシングル・リリースされ全米・全英ともに1位を獲得する大ヒットになりました。 アルバム…
今日の「聴き比べ」は『また逢う日まで』です。 『また逢う日まで』と言えば、尾崎紀世彦の歌唱で有名です。1971年のレコード大賞の受賞曲です。爆発的なヒットをしました。 高校生の時の修学旅行で京都に行った時に、歌声喫茶なるものに入ったら、この…
今日の「聴き比べ」は数多くのミュージシャンがカバーしている、不滅の名曲『ミスター・ボージャングルス(Mr.Bojangles)』です。 私がこの曲を始めてきたのは、ハリー・ニルソン(Harry Nilsson)のバージョンです。ニルソンとの出会いは以前の記事で書いてい…
今日の「聴き比べ」は『キサナドゥの伝説(The Legend of Xanadu)』です。 この曲の元歌はイギリスのバンド、デイヴ・ディー・グループ(Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich)が1968年に発表した曲です。 Esta es la leyenda de Xanadu by Alan Blaikley a…
今日の「聴き比べ」は『好きさ好きさ好きさ(I Love You)』です。 この曲は日本ではグループサウンズのザ・カーナビーツのヒットで知られていますが、元歌はイギリスのバンド、ザ・ゾンビーズ(The Zombies)の曲です。 I Love You by Chris White I love you, …
今日の「聴き比べ」は『絶望の人生(I've got a mind to give up living)』です。 I've got a mind to give up living And go shopping instead I've got a mind to give up living And go shopping instead Pick me up a tombstone And be pronounced dead W…
今日の「聴き比べ」は『亜麻色の髪の乙女』です。 「亜麻色の髪の乙女」とくれば私などは当然ヴィレッジ・シンガーズを思い浮かべます。 ところが原曲は違うんです。1966年に青山ミチという、巨乳歌手の元祖が「風吹く丘」というタイトルでレコーディン…
今日の「聴き比べ」は『天国の扉(Knockin' on Heaven's Door)』です。 この曲は1973年、映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』の主題歌です。 監督:サム・ペキンパー 主演:ジェイムス・コバーン、クリス・クリスファーソン、ボブ・ディラン 制作:1…
今日の「聴き比べ」は『風のささやき(The Windmils Of Your Mind)』です。 この曲は1968年公開の映画『華麗なる賭け』の主題歌です。 監督:ノーマン・ジェイソン 主演:スティーヴ・マックイーン、フェイ・ダナウェイ 制作:1968年 アメリカ 作曲は…
『この胸のときめきを(You Don't Have to Say You Love Me)』という曲を始めて聴いたのは以前にも書いたように、ラジオから流れてきたエルヴィス・プレスリーでの歌声でした。そして上映された映画『エルヴィス・オン・ステージ』でもこの曲は使われました。…